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岩手県大槌での「全国銘菓お茶っこ広場」終了に寄せて
2018.03.28


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 今春、小鎚地区での仮設住宅の集約に伴い、震災以来約7年間継続した岩手県大槌での「全国銘菓お茶っこ広場」がこの3月18日(日)で終了となりました。

 今回が最後ということもあってか、全国からたくさんのお茶菓子や果物が集まり、テーブルは各地の名産で溢れていました。お茶っこ会場として長年使ってきた「まごころ広場・うすざわ」の部屋には、ハートのメッセージや励ましの手紙、寄せ書き、参加者みんなで作ったクラフトなどが飾られ、7年間の活動の一端を垣間見ることができました。壁に貼ってあった、今は亡きモヤさん(宮本雅行さん)の写真を見て、「この髭の人らが始めてくれよったんよね」と感慨深げに話しているお母さんもいました。2年前に既に復興住宅に移っていた方も「どうしてもお礼を言いたくて」とわざわざ来てくれました。
 また、スタッフのためにと何人もの方が炊いてきてくれた赤飯は、甘く煮たささげや花豆が入っていて、優しい甘さと共にお母さん方の思いが口中に広がりました。「新しい家ができて仮設を出られたのはいいけど誰も知っている人がいなくて寂しい」とこぼす方や、「不便だけど7年間住み慣れ、知り合いもいる仮設に留まりたい気持ちもある」と言う方、「私たちはこうしてふるさとにいられるけど福島の原発区域の方はふるさとに帰れないんだよね」と思いやる方、いろいろな方の思いを受け止めて最後のお茶っこ広場を閉めました。

 終了後に改めて岩手県シェアリングネイチャー協会の皆さんに謝辞を述べたところ、「全国の皆さんから毎回お茶菓子を送っていただいたからこそ私たちも活動できた。こちらこそお礼を言いたいです」と言われてしまいました。私たちが単にネイチャーゲームを提供するだけの団体ではなく、シェアリングネイチャーという考え方の下、全国の仲間が暖かい絆で繫がっていることを実感しました。全国の皆さん、長い間のご支援本当にありがとうございました。 皆さんの心温まるご支援に心より感謝いたします。


日本シェアリングネイチャー協会 
自然災害対策委員会委員長 井上 満


全国銘菓お茶っこ広場について
↑こちらのリンクページにて、お茶っこ広場開催の様子や報告、ボランティアの声、現地の方の声などをご紹介しています。「被災地復興支援瓦版」もダウンロード可能です。是非ご覧ください。

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