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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.53〈犯人は誰だ?!〉(2020.06.02)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO53

〈犯人は誰だ?!〉

麦が実りの時期を迎えたが、ある日、不思議な現象が起こっているのに気が付いた。
「むむむ、これは何か事件の匂いがしますね。」とおしり探偵ならすぐにピンとくるかもしれない。
風が原因だとしたらこんなに11本倒れずにもっと全体的に倒れるはず。
何か大型の生き物が荒らしたとしたらやはりもっとたくさんの株に被害が及ぶはず???
地面に目を向けると、食べた後の殻がたくさん落ちていた。
そして倒れた穂先を見るとついているはずの麦の粒がなくなっている。誰かが食べたに違いない。
が、犯人の特定には至らない。
いったん捜査を打ち切り探偵事務所でいろいろ推理してみた。
ハトやスズメが食べるだろうとの予想はつくが、だとしたらなぜ、1本ずつ倒れているのか、謎が深まる。(フムフムフム)

謎が解決しないまま翌朝畑に行ってみると・・・・。

偶然にもその"現場"に遭遇したのだ。

そこにいたのは数羽のスズメ。

脅さないように車の中から観察していると、とんでもない出来事が起こった。

スズメが麦の穂先に止まる→すると重みで倒れる→その時麦につかまったままでいるとスズメと一緒に地面に穂先が着く→地面に着いたら足で穂先を押さえながら麦を食べる。

スズメといえどもそれなりの重さがあるので、麦につかまったままでは倒れてしまい、食べられない。

そこで、自分の重さを利用して地面までつかまったまま倒し、そこでエサにありつくという寸法なのだ。

ハトにはそこまでの知恵はないのでスズメのおこぼれを頂戴している。

これにはおしり探偵も脱帽だ!



▶PDF版をダウンロードする イノッチファームでシェアリングネイチャー№53.pdf

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