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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.152-32〈みーつけた〉(2021.1.15)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152-32

〈みーつけた

近くの公園にエノキの木があったので根元の葉っぱをひっくり返してみた。この写真を見て何者かが分かった方は恐らく少ないだろうし、1年前は私もその一人だった。

この時期、エノキの落ち葉の裏にはオオムラサキやゴマダラチョウ、アカボシゴマダラの幼虫が潜んでいるのだ。自分で見つけたのは初めてだったので少し嬉しい(ヨシッ、と小さくガッツポーズ)。

2匹見つけたが、どれがどれやら同定できない。家に帰って調べてみたら、左下の方は突起が4つで3番目が大きいのでアカボシゴマダラだ。右上のは突起が3つにも見えるし4つにも見える。3つだったらゴマダラチョウだがどうだろうか。どっちもアカボシだと悲しい。

このアカボシゴマダラは特定外来生物に指定され本来ここにいてはいけないチョウだ。人為的に持ち込まれたものが繁殖しどんどん広がっていき、生態系の攪乱が起きてしまう。"カワイイ" "きれい"だけで無責任に外来種を飼ってはいけない。

子どもの頃、"ソウシチョウ"というきれいな鳥を飼ったことがあるが、その鳥が今野生で繁殖している。インドや中国から持ち込まれた鳥で特定外来生物だ。安易な飼育が固有の生き物に大きな影響を与えてしまうことをどこかできちんと教えないといけないと思う。

▶PDF版をダウンロードする 2021.1.15 NO152-32  みーつけた.pdf

スクリーンショット 2021-01-18 152242.png


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