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イノッチのシェアリングネイチャー No.152-88〈公園の春〉(2021.3.26)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152-88

〈公園の春

4日ぶりに相模原公園を散歩した。今日は20度を超える暖かさで、桜はもう満開。山道を歩くと黄色い花が目に付いた。ヘビイチゴ、ミツバツチグリ、キジムシロ、似たような花で見分けがつかない。家に帰って調べてみると花の形や葉の形、付き方でどうやらミツバツチグリのようだ(が自信はない)。まだまだ見る目が育ってないようだ。ヒオドシチョウはなんとか分かるようになった。翅を開いた時の緋色は飛んでいても良く目立つ。

林床の奥の方に目をやると、マムシグサが出ていた。スッと立っているので遠くからでも分かる。マムシの次はアオダイショウだ。枯れ枝の中にいたので分からなかったが、たまたま立ち止まった際に目の前にいるのに気づいた。小鳥でも飲み込んだのだろうか、あるいはカエル?お腹が膨らんでいた。タンポポもあちこちに咲いていたが、梅の木の日影になっている場所に、ひっそりと寄り添うようにカントウタンポポが咲いていた。日向はセイヨウタンポポに占領されている。生きる場所はもうここしかないようだ。テントウムシもせかせかと動き回っている。

"男子三日会わざれば刮目して見よ"という言葉があるが、子どもの成長の速さ以上に自然界の変化は著しい。しっかり目を見開いて注意を払っていないと、あっと言う間に変わってしまう。季節は確実に動いているのだ。次の世代に引き継ぐべく。

▶PDF版をダウンロードする 2021.3.26 NO152-88 公園の春 .pdf


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