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イノッチのシェアリングネイチャー No.152-143〈森の色合わせ:夏〉(2021.5.29)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152-143

〈森の色合わせ:夏

〈森の色合わせ〉夏バージョンカードが日本シェアリングネイチャー協会から送られてきたので早速庭でやってみた。今回は"青系"が多く初めて聞く色名もあった。水、露草、瑠璃、裏柳、苔、虫襖(ムシアオ)、梔子(クチナシ)、珊瑚朱(サンゴシュ)、茄子紺の9種。

"虫襖"とは、タマムシの翅のような深い緑色とあった。なかなかいい響きだ。茄子紺はまだナスがないから無理だろうなと思っていたら、意外や意外、すぐに見つかった。フキの茎がまさにその色、ヤブガラシの若い葉はどんぴしゃりだった。裏柳はアズキナシの葉の裏側がぴったり!表に比べて裏側の淡い色は色見本の上に置いたら完全にカモフラージュ。どんどん楽しくなってきた。梔子は若いキンカンを置いたらこれまたぴったりだった。狭い庭だが、くまなく探せばいろんな色が隠れている。

どうしても見つからなかったのは"水色"。庭じゅう探し回ったが見つからない。畑に行けばあるかもしれないと、畑で探すことにした。オオイヌノフグリはとっくになくなっているし、当てにしていたツユクサはまだ咲いてなかった。諦めかけたその時、ふと空を見上げたら雲の切れ間にあるではないか。海の色を映した水色が一面に広がっていた。和の伝統色探し、奥が深くてのめり込みそうだ。

▶PDF版をダウンロードする 2021.5.29 NO152-143  森の色合わせ:夏.pdf

スクリーンショット 2021-05-31 091212.png


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