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イノッチのシェアリングネイチャー No.152-162〈アガパンサス〉(2021.6.23)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152-162
〈アガパンサス〉
どんよりした重苦しい梅雨空を払いのけるかのように、サイダーのような清涼感あふれるアガパンサスの花が咲き出した。この色をどう表現すればいいのだろうか?まだ世の中の汚れや悪を知らない生まれたばかりの赤ちゃんはこんな目の色をしているのだろうか?一点の曇りもしみもない花びらを見ていると、その清廉潔白な光に己の暗部を照射されているようでたじろいでしまう。
ギラギラと太陽が照り付ける炎天下では似合わない花。華やかな結婚式や誕生日にも似合わない花。梅雨時のそぼ降る雨のなか、目立たぬ場所でひっそりと咲くのがいい。気持ちがざわつき頭の中がぐちゃぐちゃになった時、話し相手になってくれそうなそんな佇まいを見せる。調べてみたら花言葉は「恋の訪れ」「ラブレター」だそうだ。う~ん、チョットイメージとは違うかな?私なら、「純真な心」「秘めた想い」としたい。この花を見ていると気持ちが落ち着いてくるのは確かだ。純真さに汚れが落とされるからかな?
▶PDF版をダウンロードする 2021.6.23 NO152-162 アガパンサス.pdf
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