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子育て
Dr.日置の「字」から自然を科学するLecture...7「アクティブ・ラーニング」(SNL2018年12月発行)
脳のもつ〝ふたつ〟の記憶能力「短期記憶」「長期記憶」はまったく異なる能力です。〝使える〟学力を育てる手法とは。
アクティブラーニング…主体的、対話的で、深い学び

大学入試から○年。当時必死で覚えた勉強が、最近ポロポロこぼれ落ち「なんだか頭が悪くなったような気が...」と思っていた矢先。



試験勉強のようにマル暗記をして覚えた知識は、脳の“短期記憶”の領域で処理されるため、忘れやすい

という日置先生の、本日の講座。



ぼくは台風に例えて“最大瞬間学力”と呼んでいます

と。え~っ!!



記憶が衰えず確かな知識として身につく学力が「長期記憶」の能力で...(自分の努力が無駄だったかも、というショックのなか講義は続く)...この「長期記憶を大切にした学び」として現在文部科学省により推奨されているのが『アクティブラーニング(主体的、対話的で、深い学び)』なのだそうだ。



なんだか難しそうに聞こえるが、要は



「自分から興味を示し(主体的)、指導者や仲間と意見を交わしながら(対話的)納得し、いろいろな知識や体験を結びつけて次つぎと湧き上がる興味により学びを深めていく」手法

ということ。



ネイチャーゲームの『気づき、わかちあい、フローラーニング』の技法はとても近い

と日置先生。



自然のなかで心が震えた感動をして「そうか!」「本当にそうだよなぁ」と心の底から納得した学びは長期記憶に残る...。受験勉強に費やした高3の夏休み、キャンプに行けばよかったのか???




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dr.hioki.pngのサムネイル画像日置光久(ひおき・みつひさ)・監修

東京大学特任教授。元・文部科学省教科視学官。日本シェアリングネイチャー協会理事。

自然のなかの“驚きの発見”を促す〈フィールドビンゴ〉

見る、聞く、触る、かぐ...の感覚を頼りに、『自然の宝物』を探すネイチャーゲーム。指導者が「教えるよりも、わかちあう」姿勢をもつことで、学習者に「主体的、対話的な学び」を促します。



【準備】

・フィールドビンゴカード(人数分)・筆記具(人数分)



【楽しみ方】

①参加者を3〜4人のグループに分ける。


②「フィールドビンゴカードを一人1枚ずつ配る。


③自然のなかで〝五感〟を働かせ、カードに書かれている『自然の宝物』を探して、見つけたものに丸印をつける。

④縦・横・斜め、できるだけ多くビンゴをつくる。

⑤20分程したらグループごとに集まり、それぞれが「見つけたもの」や「気づいたこと」などを発表し、感想をシェアする。

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情報誌「シェアリングネイチャーライフ」Vol.23特集(編集:佐々木香織、山田久美子 イラスト:井上みさお)をウェブ用に再構成しました。
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(情報誌バックナンバーにつきましては在庫切れの場合がございます。ご了承ください。▶︎ウェブ版はこちらからダウンロード可能です。各号目次下部の<※PDFデータを開く>よりご覧ください。)