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自然体験グッズ
日本で一番有名なネイチャーゲーム 〈フィールドビンゴ〉 楽しみ方と大きなイベントでの実践法
ネイチャーゲームの種類は、なんと170以上!
その中でも、一番有名なネイチャーゲームは 〈フィールドビンゴ〉ではないでしょうか。
「触る」「聴く」「嗅ぐ」などの五感を使って、自然の中で探しものをするこのゲームの楽しみ方をご紹介します。
日本生まれのネイチャーゲーム〈フィールドビンゴ〉

ネイチャーゲームは、170種類以上もあるというと、多くの人が「そんなにあるんですか?!」と驚きます。

もともとネイチャーゲームを考案したのは米国の著名なナチュラリスト、ジョセフ・コーネル氏。

米国でSharing Nature World Wide という国際的なネットワークを立ち上げ、ネイチャーゲーム(日本以外の国ではSharing Natureと呼ばれる)を世界に普及しています。



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このコーネル氏が発案したネイチャーゲームが約100種類くらい。

それ以外は日本のネイチャーゲームリーダーたちが考え出した、日本生まれのネイチャーゲームなのです。



そのメイド・イン・ジャパンのネイチャーゲームのなかで、おそらく一番使われているのが〈フィールドビンゴ〉というもの。



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〈フィールドビンゴ〉ってどんな活動なの?
ネイチャーゲームって、あのビンゴみたいなやつでしょ。やったことあるー

という反応、よく聞かれます。



正確な統計をとったことはないのですが、おそらく日本で一番体験者数が多いのがこの〈フィールドビンゴ〉だと思います。



ネイチャーゲームの大きな特徴は「五感を使う自然体験」だということ。この「五感」は、私たちネイチャーゲムリーダーがとても大切にしているポイントなのです。

私たち人間の脳は、視覚からの情報で物ごとの80%の判断をしていると言われています。



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だいたいのことは「見て」判断する・・たしかに、触って判断したり、嗅いで判断するよりも、圧倒的に見て判断していると言われれば、多くの人たちは反論しないのではないでしょうか。



(ちなみに、これは大人になるにつれ進む能力とのことで、子どもは「見る」以外にも「触る」「匂いをかぐ」感覚に長けているらしい。詳しくは日置先生に聞いたみた!参照)



ふだん「視覚」に頼った(特化した?)生活を送っている私たち人間に、あえて、自然を「触る」、自然の匂いを「かぐ」、自然の音を「聞く」(味わうは実際にはなかなかか盛り込めませんが)という体験を提供するのが、この〈フィールドビンゴ〉なのです。



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〈フィールドビンゴ〉に欠かせないビンゴカード

〈フィールドビンゴ〉を楽しむには、このようなカードを作成します。販売されているものもあります。

※〈フィールドビンゴ〉の購入はコチラから→ネイチャーゲームショップ



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自然のなかから探してきてほしい9つのものが書かれています。



・ 赤いもの(視覚)

・ あたたかいもの(触覚)

・ トゲトゲのもの(触覚)

・ とりの声(聴覚)

・ いい匂い(嗅覚)

・ みどり色のもの(視覚)

・ つめたいもの(触覚)

・ ふわふわのもの(触覚)

・ かおに見えるもの(視覚)



ここに書かれているものを、自分の視覚、触覚、聴覚、嗅覚をつかって探しててもらいます。見つけたら「○」をつけてもらいます。



(数字のビンゴとは違い、丸が一列できてビンゴになっても上がりにはならず、できるだけたくさんのビンゴをつくってもらいます。景品もでません)

結果、都会の真ん中だって自然がいっぱいだ!と気づく

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11月、東京の代々木公園で行われた「秋のキッズフェスタ」という大規模イベントでこの〈フィールドビンゴ〉を実施してみました。



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受付ブースで来場者(主に親子)にカードを配り、公園を散歩しながら探してもらい、拾えるものはブースに持ってきてもらいました。



実際の写真がこちら!↓↓↓


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体験した親子の感想



・ 代々木公園にこんなにキノコがあるなんて、びっくりした!

・ そうか、秋だからキノコがあるんだねって、改めて気づいた!スーパーでは一年じゅう売ってるから。

・ キノコの傘の裏側って、触ったことなかった!こんなにふわふわで気持ちいいって初めて知った!

・ キノコの匂い、最高だった

・ キノコを探しに毎年ここに来たくなった!

・ 地面が盛り上がってて、少し掘ってみたらキノコだった!キノコって地面から出るんだ!



思いがけず大量に見つかったキノコへの興奮が隠せません。他にも・・



・ カリンの匂いがすごく良かった

・ カリンの匂いがなつかしい。子どもの頃に通学路に落ちてて、この匂い嗅いだことがあった!

・ 子どもが好奇心旺盛で探している姿がすごく新鮮だった

・ 子どもが見つけるの早くて、その観察力に驚いた

・ 触って安全なのか不安だったけど、リーダーさんに大丈夫って言われて安心しました

・ 「つめたいもの」を探して木に触ったら、思いがけず暖かくてホッコリした

・ いろんな「赤いもの」があって、赤にもいろいろあって、きれいだなと思った

・ たくさん歩いちゃった!すごく楽しかった!



などなど・・・



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イベントをやっていて、一番嬉しいのが「このカード、もらって帰っていいですか?」と言われること。

多くのイベントで取り入れられている〈フィールドビンゴ〉は、参加した親子さんが



これ楽しいから、近所の公園でもやってみよう

って思ってもらえるのが一番の魅力。



イベントで体験したことを「日常」に持ち帰ることで、身近な自然との対話が増えていきます。



この気軽にできるネイチャーゲーム、まずは体験してみませんか?



◎〈フィールドビンゴ〉ほか、基本的なネイチャーゲームやコーネル氏の理念が学べる講座→ネイチャーゲームリーダー養成講座

◎自分でつくるのは面倒だな・・という方は販売されているフィールドビンゴカードを使ってみてもGood!→ネイチャーゲームショップ

◎ネイチャーゲームを体験してみたい!という方は全国のイベント情報をチェック!→イベントページ

◎ネイチャーゲームへの取材などは事務局まで→取材依頼ページ

佐々木 香織 ささき かおり
公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会 スタッフ

幼少の頃から両親に連れられ登山をしていました。子どもの自然体験の重要性は、身をもって体験しています。40歳で第一子出産。現在、 息子と"そこにある自然"を楽しむ日々。

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