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ライフスタイル
溶けて消えたら物は、なくなる?!
いろいろなものを溶かすのが、水。温泉、ミネラル水、だし汁、ジュース、染料...「溶質」「溶媒」などの難しい話はさておき生活のなかには〝水が溶かしたもの〟が満載!
溶けて消えたら物は、なくなる?!

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100gの水に10gの塩を溶かしたら...重さはもちろん110g。けれど、溶けたのだから100g?...なんて考える人もじつは少なくありません。そしてこの問題、『質量保存の法則:物質の全質量はどんな化学反応が起きても変わらず保存される』という、化学の基本概念を教えるもの。そう、水に溶けても、物質は決してなくならないのです。

水は、じつに多くの物を溶かし、さまざまなものに形を変えて運び、物質を循環させています。

森の土壌でつくられた栄養を海へと運び、植物のなかで人体のなかで栄養を届け不要なものを運び出し...。身の回りで、この水の働きを数え上げたらきりがないほどです。

ミネラルウォーターの味の違いもつまりは、その水が生まれた環境で何を溶かし込んだか、ということ。たまたま人体に害のないものだけを適度に溶かしたものを人は、〝名水〟として飲用にしたのです。最近流行の『水素水』も、しかり。

そんな水が溶かし込むもので、今注目をされているのが、海水が吸収している二酸化炭素です。この作用のお陰で、地球温暖化の速度はずいぶんと緩やかになっています。しかし一方で、海水がじょじょに酸性化し、貝の殻やサンゴの骨格形成がしずらくなっているという問題が。水に溶けても物質はなくならない...。つまりは、そういうことなのです。



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心で自然とつながるNature Game 〈空と大地が私に触れた〉

何気ない瞬間に自然の真理に触れたような気がして、〝気づき〟を得ることはありませんか?気づいてしまえば当たり前なことなのに、その体験が深く心に残り、そのあと少し世界を観る目が変わったような...。身近な自然でそのような体験ができる、コーネル氏おすすめのネイチャーゲームを「水」を例にして紹介します。

【楽しみ方】

①気になる自然を見つけたら、自分とその自然を結びつけるようにイメージします。(下のイラストは水の例:滝から落ちた水が、私の身体の中に入って流れ...)

②目を閉じて、その自然が自分のなかでイキイキと息づいているのを感じましょう。そして、その自然から得た本質的な〝気づき〟を感じとります。

③最後にその自然をもう一度愛情をもって眺め、心の中で次の言葉をいいます。

○○(自然の名前)が、私に触れて大切なことを気づかせてくれました

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情報誌「シェアリングネイチャーライフ」Vol.14 特集(編集:佐々木香織、水信亜衣 デザイン・DTP:花平和子 イラスト:井上みさお)をウェブ用に再構成しました。
※冊子版の送付が可能です。「ネイチャーゲーム普及ツールの取り寄せ」をご覧いただき、お気軽にお知らせください。
(情報誌バックナンバーにつきましては在庫切れの場合がございます。ご了承ください。▶︎ウェブ版はこちらからダウンロード可能です。各号目次下部の<※PDFデータを開く>よりご覧ください。)