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子育て
「また拾ってきたの?!」子どもの収集物から作る「自然の宝ものミュージアム」
あの日に拾った、自然の宝ものたち。
せっかくなら、綺麗に飾って自分だけの「ミュージアム」を作ってみよう!


DNAに刻まれた収集癖?!

子どもって何かと拾ってきますよね。



自然遊びの仲間たちの間では



ついつい拾ってしまうのは、きっとヒトのDNAに刻み込まれているからだ

なんて言って、大人が拾っていますが、

ある意味「大きな子ども」なのかもしれません。



いや、拾わない大人はもしかして

「我慢」しているだけなんじゃないだろうか。

ほんとは拾いたいんじゃないか。



子どもに

「なんでもかんでも拾ってこないでよ!」

と言っている手前、やむなく拾わないんじゃないか・・・

なんて考えてみたり。

家に転がっている自然の宝もの

さてさて私の家にも子ども(と、大きな子ども=私)

の拾ってきた自然の宝ものが、

あちらこちらに転がっています。

ちょっと集めてきてみました。



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だいぶ私が持ち込んだものが

混ざっていますが・・・



家の中で木の実や葉っぱを見つけたら、

ぜひ、お子さんに聞いてみてほしいです。



これ、どこで拾ったんだっけ?

これがかなりの確率で

詳細に覚えています。



家の中に転がっているのは、

「持って帰りたい」と思うほどの

強い思い入れがあったからこそ。

(実は大人もこうした記憶が

しっかり残っていることが多いですね)



たとえばこちらの枝。

いい匂いのするクスの木の枝です。

こっちから見ると赤。



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こっちから見ると・・・


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ほら違う色。

ちなみに枝もいい匂い。

試してみてくださいね。



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こっちはほら、

「タケポクター」(言いまちがい)じゃなくて、

「タケコプター」。

たけぽっくりと音がくっついちゃったみたいで、

わが子ながらかわいいです。



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これは「森のお魚」。

もちろん魚ではなくて、

木から剥がれ落ちた樹皮です。



面白いですよね。



まさに、ひとつひとつが「宝もの」。

やはり子どもが拾ってくる理由があるんです。

しかし、いざ家に持ち帰ってからが、

なんというか、

宝ものなのに扱いが「ぞんざい」になりがちです。

宝ものらしく見せるコツ

そこでうちでは100円ショップに売っている

コルクボードを用意して

こんな感じにしています。



museum07.jpg

ほら素敵でしょ?



でもコルクボードなんて

そうそう余ってないですよね。



で、なければ作ればいいのです。

おうちに段ボールや、板紙眠っていませんか?



額っぽい枠があると雰囲気が出ますが、

額がなくても良いのです。



では今日はちょうどよく届いた

段ボールの底敷きで行ってみましょう。

(切らなくて良いって楽!)

段ボール・板紙で土台を作ろう

準備物

・段ボール(または板紙。画用紙でも可ですが完成時に立てかけが難しいです)

・テープ



テープはお好みのものでOK。

マスキングテープが貼り直ししやすくて

便利で、かつ、かわいく仕上がります。



シンプルなものだと

スタイリッシュに仕上がって

かっこいいです。

お好みで。



仕上げるとこんな感じ。



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もうそれらしくなってきましたね。

宝ものを貼り付けていこう!

次のステップにいきましょう。



準備物

・ボンド

または

・ホットボンド


museum09.jpg



ボンドは小さい子でも扱いやすい

「ボンドタッチ」がおすすめ。



おすすめポイントは

「小さくて持ちやすい」

「細いノズルで少しずつ出せる」

「乾くのが比較的早い」

といった点。

もちろん、おうちにあるボンドでもかまいません。



立体的なものを貼り付ける時には、

ホットボンドが活躍します。

でも火傷の心配がありますので、

保護者の方が使ってください。



特に落ち葉などをくっつけるとき、

子どもが自発的に

「ぎゅっ」て押す係をしようとしがちです。

火傷しやすいシーンなので

気を付けてあげてください。



●ボンドタッチの購入はこちらから→ネイチャゲームショップ

作り方は自由に!
・まずレイアウトをなんとなく決める子

・好きなものから順にどんどん貼り付けていく子

・物語のワンシーンを作る子

・規則正しく並べる子



いろんな子どもがいます。

これまで数百人の子どもたちと一緒に、

こうした作品を作ってきましたが、

一つとして同じ作品はありません。



拾ってくるものも違えば、

好きなものも違うし、

こだわりも違う。



もちろん自然の中には一つとして、

まったく同じものってないんですよね。



だからぜひ自由に作らせてあげてください。

そしてヘルプに応えてあげてください。



ちなみに大人はレイアウトから始める方が多いですね。

私もそうです(笑)



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ボンドを使うときも

慣れるまでは付き添いましょう。



手はもちろん、机、床、服、そして作品、

そこら中がボンドだらけになる危険があります。

小さなお子さんとは

一緒に作ってあげてください。



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貼り終わるとこんな感じ。



museum12.png

「宝もの」と子どもの距離を近づける、もうひと手間

貼り付け終わったら完成!

と言いたいところなのですが、

ぜひここでもうひと手間。

お子さんに提案してください。



宝ものたちに名前をつけよう!



ひとつひとつの自然の宝ものには

エピソードがあります。

それらを思い起こしながら

名前を考えるととても面白いです。



そして、ひとつひとつの宝ものが、

きっと、よりいっそう特別な宝ものになると思います。



もしかしたら

「え?そんな名前?」

と思ってしまう名前をつけることも

あると思います。



でもそこは、

ぜひ一緒に楽しんでください。

突拍子もない名前の裏に

深~い話が隠れているかもしれません。



準備物(参考)

・タックシール

 or

 無地のマスキングテープ(ハサミで切るときれい)

 or

 セロテープ(ハサミで切るときれい)

・黒のマーカー



●KFN_0607 (2).JPG

特別な場所に飾ろう

これで「自然の宝ものミュージアム」の完成です!

完成したら、

ぜひ「特別な場所」に飾りましょう。

そして家族で、

宝ものについてのお話をシェアしてください。



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宝ものたちと出会った場所に、

ぜひ再び遊びに行ってください。

新しい発見がきっと待っています。



そしてもし、日々の暮らしの中で、

新しい素敵な宝ものを見つけたら、

この「自然の宝ものミュージアム」に

追加していきましょう。



新型コロナウイルス感染拡大・緊急事態宣言で

登園自粛中の息子(5歳)と一緒に、

翌日制作した作品がこちら。



子どもの作品はいつも面白さと発見にあふれています。

「おばけやしき」ってなんだろう・・・???



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<余談:どんぐり虫対策>

もしかしたら、

木の実などから

虫が出てくることもあるかもしれません。

その虫は「同じ宝ものを選んだ友だち」です。

そっと外に逃がしてあげてください。

元居た場所の近くに逃がしてあげられるのが一番です。



でも苦手な人もいると思います。

特にどんぐりは虫が出てきやすいです。

出てくるのが心配な方、

あるいは遠くから持ち帰った

木の実を使うときには、

虫さんに「ごめんなさい」をしましょう。



方法は2つあります。



●からからに乾いていたら、

袋に入れて数日間冷凍庫に入れておきます。

水分を多く含んでいると割れやすいので、

冷凍庫はお勧めできません。

数日たったらよく乾かしてから使います。

中に水分が残っていると

カビが生えやすくなります。



●煮沸する方法もあります。

使って良いお鍋などがあれば煮沸して、

芯まで火を通します。

お湯から上げると熱で簡単に表面が乾きますが、

こちらもよく乾かしてから使いましょう。

煮沸すると木の実によっては

色が抜けることがありますので、

やりすぎ注意です。



<スペシャルサンクス>

横浜市 環境創造局 環境活動支援センターさま

本記事は、横浜市環境活動支援センターにおけるイベントで当協会が講師派遣をしている

「親子で発見!森の宝ものたち!」をヒントに執筆しました



藤田 航平 ふじた こうへい
公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会
シェアリングネイチャー組織支援室

2010年度よりはじまった横浜市のイベントの企画と講師派遣を担当し。今年(2020年)で11年目。ネイチャーゲームのポイントを活かしながら子どもと自然あそびを楽しむシェアリングネイチャーパパ。新型コロナウイルス感染防止&保育園が休園中、「おうちほいくえん」と名付けた平日の午前中、5歳の息子と自然を使った遊びを楽しみました!

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