「小さな子どもたちにもっと自然体験を」と考えている先生へ
環境や遊び方、生活様式の変化で子どもたちの自然体験が激減しています。
そして、子どもたちに足りない自然体験を、幼稚園や保育園へ求める保護者が増えています。
こうしたニーズがあることは、十分わかっていても
・私には自然の知識がない
・私がやるのは難しそう
・周りに豊かな自然がない
と躊躇されてしまう先生が多くいらっしゃいます。
こうした悩みを持たれていた多くの先生が今、ネイチャーゲームを実践しています。
ネイチャーゲームはアメリカで生まれた
自然遊びのプログラムです。
見る、聞く、さわるなど「感じる」ことをベースとした活動なので
特別な自然の知識がなくても楽しむことができます。
アメリカをはじめ、アジアやヨーロッパなど
世界各国で親しまれており、
日本でも年間54万人の人が体験しています。
ネイチャーゲームの創始者 ジョセフ・コーネル氏とは
1950年米国カリフォルニア州生まれ。野外教育インストラクターを経て、1979年『Sharing Nature with Children』(邦題:『ネイチャーゲーム1』柏書房)を発表。現在、世界的なナチュラリストとして活躍。
『Sharing Nature with Children®』は、米国魚類野生生物局より、「1890 年から現在までに出版され、子どもたちを自然と結びつけてきた最も影響力のある 15 冊」の内の 1 冊に選ばれた。
Sharing Nature Book シリーズで取り上げられている自然認識の方法は、世界中の何百万人もの親、教育者、博物学者、青少年や宗教指導者によって使用されている。
(1)
子どもたちの「自然体験の機会」を増やせます。
(2)
自然体験を通して子どもたちの5つの力
・協力して作る力
・楽しみながら考える力
・自然を観る力
・自然への愛着
・他者への配慮
を育めます。
(4)
子どもたちの自然体験を増やしたいと願う保護者のニーズに応えられます。
(5)
親子活動の場面で取り入れることにより、保護者も共に楽しみながら、我が子の良さや成長を認識し、保護者自身のリフレッシュにもつなげることができます。
そんなネイチャーゲームを学ぶことのできる講座が「ネイチャーゲームリーダー養成講座」
園庭などの身近な自然で楽しめる「ネイチャーゲーム」を体験と講義で学ぶ講座です。
年間約1000人の方が受講しており、最近は 幼稚園や保育園の先生、またはそれを目指す学生の方たちの受講が増えています。
ネイチャーゲームリーダー養成講座は、環境省の環境教育等促進法「人材認定等事業」です。
ネイチャーゲームは森などに出かけなくても、園庭や普段の活動で出かける公園、また、室内でもできるので、身近に豊かな自然がないからと積極的な自然体験の導入を躊躇されているような園では、ぜひ、検討してみてください。
また、子ども同士、親子、地域の人などと、どんな場面でも活用できるので、子どもたちと保護者や地域の人との交流活動の新しいプログラムとしても、活用いただきたいです。