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Dr.日置の「字」から自然を科学するLecture...4「大和言葉」(SNL2018年3月発行)
漢字に「音読み」と「訓読み」があるのはなぜでしょうか?じつはこれが「漢語」と「大和言葉」なのです。
「大和言葉」…日本固有の言葉。日本語。和語。
「鳥(とり)虫(むし)獣(けもの)草(くさ)木(き)花(はな)」

高畑勲監督の映画「かぐや姫の物語」で唄われたわらべ歌ではじまった今回の日置講座。「この韻を踏んだ流れがいいんだな〜」と先生しみじみ。



日本で文字が使われ出したのは4〜5世紀と遅く、そのため「日本は長らく未文明の野蛮な国だった」と言われることがあるが、それはまったく間違った認識だそうだ。日本には文字が使われる以前から言葉はあり、多くが「口伝」で伝えられていた。だから日本語は音の流れがきれいなのだと。



では、なぜ日本で文字が使われ出したのか、なぜ漢字には音読みと訓読みがあるのか...。なんと、漢字の音読みは「中国語の読み(音)」なのだそう。漢字は仏教の伝来とともに日本に入ってきた。つまり、仏教の経典とともに入ってきて広まったわけだ。では「訓読み」は...。これこそが大和言葉。日本古来の言葉なのだ。漢字が入ってきたときに、その読みをとりあえず記したのが「音読み」。そして、漢字の意味を考え該当する大和言葉をふったのが「訓読み」。ときに、音読みが三つある漢字があるのは、時を経て3回漢字が入ってきたから、時代により中国を支配していた民族(呉・唐・漢)が違うから、読みも違っていたということらしい。なるほど〜。なぜか、国語の講義なり。




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dr.hioki.pngのサムネイル画像日置光久(ひおき・みつひさ)・監修

東京大学特任教授。元・文部科学省教科視学官。日本シェアリングネイチャー協会理事。

言葉から自然を発見する〈自然のかさねことば〉

「ふわふわ」「ぞわぞわ」などの重ね言葉は、日本語特有の表現だと言われています。自然をじっくり観察し、お題になった「重ね言葉」にぴったりな自然を見つけましょう。日本語のリズムに導かれる春を、楽しんでみてください。



【準備】

・「重ね言葉」が書かれたカード



【楽しみ方】

①リーダーは、「重ね言葉」が書かれたカードを複数用意しておく。


②参加者を3~4人のグループに分け、グループごとにカードを一枚ずつ渡す。


③グループごとに、カードに書かれた重ね言葉にぴったりの自然を探す。


④リーダーの合図で全員が集合し、グループごとに見つけた自然の様子を「どこに、どのような様子であったのか」を発表し、全員でシェアをする。



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情報誌「シェアリングネイチャーライフ」Vol20 特集(編集:佐々木香織 イラスト:井上みさお)をウェブ用に再構成しました。
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