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ライフスタイル
身近な自然の"今"を感じとり、自分自身の季節暦をつくろう〈わたしの暦〉
〈わたしの暦〉は、旧暦からヒントを得て日本で考案されたネイチャーゲーム。毎日の生活に取り入れやすいネイチャーゲームの代表格です。身近な自然の"今"を感じとり、自分自身の季節暦をつくってみましょう。

暮らしの中での〈森の美術館〉のやり方

【やり方】



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「くらし時間のネイチャーゲーム」体験談

季節の花が咲いているのを見た時?風や雨などの天気や気候から?それともカレンダーをめくった時?四季のある日本には季節を感じるものがいっぱいあります。その気づきを深めてくれるアクティビティが〈わたしの暦〉。いつでもどこでもひとりでも出来る活動なのでとても気軽。その場その場で暦を頭に思い浮かべて楽しむのもよし、作った暦を記録して年間を通して季節の細かい移り変わりを振り返るのもよし、思いついた暦をメールの最後に付けて友人にプレゼントするなんてステキだと思いませんか?ハンドブックに書いてある以外にもいろんな楽しみ方が出来ます。  

私はブログ※1に〈わたしの暦〉を綴りはじめて5年以上経ちます。朝の散歩や仕事の合間にふと外を見たときなどに気づいた自然を題材に暦を作って綴ったインターネット上の日記です。始めてから2年目ぐらいまでは毎日新しい発見が一杯。次々と咲く花の名前を覚えたり、チョウやトンボなど虫を追ったり、鳥の声に耳を澄ませたり。身近にこんなにたくさん面白いものがあるのかとワクワクしました。3年目ぐらいからはそろそろこの花が咲くはずとか、もうじきあの鳥が渡ってくるはずとかおなじみさんの自然や季節感も増えてきました。毎回新しい暦ではなく去年、一昨年と同じことを感じることによって、今年も同じ自然がめぐってきていると安心することもあります。毎年同じ頃渡ってくる鳥、同じ頃咲き同じ頃実をつける木々。でも年によって微妙に違ったり。そんなことを実感できるのも楽しみのひとつです。目に見える暦、音として感じる暦、肌を通して感じる暦、匂いで感じる暦、舌で感じる暦と様々な感覚を通して感じる暦の題材が皆さんの周りにも一杯あるはず。通勤の途中、車や電車の窓などから、買い物の合間、ふと出たベランダからなど色んな所で気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。

(とりのなくぞう/石川県)
ブログ:〈わたしの暦〉 http://plaza.rakuten.co.jp/mykoyomi

※本記事は情報誌「ネイチャーゲームの森 vol.63」(2008年9月15日発行)より転載しています。

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