慌ただしい朝でも、時間のかからないお手軽なリラックス方法があります。
庭で深く呼吸をするだけ。
呼吸が深まると、心も深まる。僕が最近あらためて感じていることです。
やってみるまでは、最初は「朝の忙しい時間にそんな余裕あるかな」と思っていました。でも実際にやってみると、そんなでもない。むしろ、そのあとの気分がすっと上向いたのです。
今日は、庭の木の前でやってみた、ほんの数分の話を書きます。うまくいかなかったところも含めて(笑)。よかったら最後までお付き合いくださいね。
〈呼吸数えのメディテーション〉のやり方
① 1から4まで数を数えながらゆっくりと息を吸い込む。
② 息を止めて4つ数え、次に息を吐きながら4つ数える
③ ①と②を6回続ける。

朝、庭でストレッチをしていました。
体を伸ばして、ひととおり終わったあと。なんとなく気持ちがスッキリしません。次は何をしよう、というほどでもない、ほんの数分の間。
目の前には庭の木があります。この日は空が明るくて、木のすぐ上を鳥が飛んでいきました。
その木を前にして、ふと「深く呼吸してみようかな」と思ったのです。オンラインで開催されている「モーニングウェルネス」で習った、〈呼吸数えのメディテーション〉をしようと思いつきました。
まず、ギューッと全身に力を入れます。力を抜くために、先に入れる。逆のようですが、これがいいのです。
肩を上げて、こぶしを握って、顔まで力んで。数秒そのまま。そして、ほっと力を抜く。
これを3回ぐらい繰り返したら、なんだか余計な力が抜けていました。抜けたというより、「あ、自分こんなに力んでたんだ」と気づいた、という方が近いかもしれません。
力が抜けたところで、あらためて庭を見渡しました。足元には白とピンクの二色の花が咲いていて、葉っぱの緑がやけに鮮やかに見えたのです。
同じ庭なのに、見え方が変わった瞬間でした。
そして、〈呼吸数えのメディテーション〉を始めます。
ゆっくり4つ数えて、吸う。ためて、4つ。そして4つで吐ききる。
すぐそばで、黄色い菊が雨粒をのせて咲いていました。とてもすっきりして、気分が上向いたのです。

とはいえ、うまくいかないこともありました(笑)。
まず、吐くとき。4つで吐ききるつもりが、息が残ってしまうのです。「よん~~~」と、数字だけが伸びていく。あれは我ながら笑いました。
あとは、慌ただしい気持ちのとき。4つ数えるのが、明らかに早いのです。いち、に、さん、し。心の状態が、そのまま数のスピードに出てしまう。
そんなときは、いったん見上げてみます。この日は竹の葉が風に揺れていて、そのゆっくりさに、こちらの数え方が引っぱられていく感じがありました。
うまくできなくていいのだと思っています。ズレに気づくこと自体が、もう呼吸に意識が向いている証拠ですからね。
呼吸が整ってくると、小鳥の声と風の音が聞こえてきました。
ずっとそこにあったのですよね。気づいていなかっただけで。
草むらのピンクの花を眺めながら、静けさを感じました。
呼吸が深まると、心も深まる。僕はそう思います。
僕はシェアリングネイチャーウェルネスガイドをしています。人を自然に誘うこと、そして自分自身で自然を楽しむこと。その両方をやっています。定期的に「焚き火部」も開いているのです。
ネイチャーゲームやシェアリングネイチャーというと、どこか遠くへ出かけないといけない気がするかもしれません。でも、この朝の庭での数分がまさにそれだったなと感じました。
自然とつながるのに、特別な場所も長い時間もいらないのですよね。
ちょっとした時間を使うだけで、心も体も健やかになって、気分も良くなる。これは実感です。
明日の朝、1回だけでいいので試してみてください。まず全身にギューッと力を入れて、ほっと抜く。それだけでも十分です。
木でも、空でも、電線でも、なんでもいいので何か一つ見つめてみてください。そして、4つ数えながら息を吐ききる。1回だけでも十分です。
たぶん、それだけで景色の見え方が少し変わります。変わらなかったら、それはそれでいいのです(笑)。またいつか気が向いたときに、もう1回やってみてください。
そうやって、自分で自然を楽しむ入口が一つ増えたら嬉しいなと思っています。
(2026.10.08記事作成)
楠本剛史 くすもとたけふみ:クッキー
ネイチャーゲームインストラクター/シェアリングネイチャーウェルネスガイド
僕の日常をガラリと変えてしまったネイチャーゲームリーダー養成講座はこちら
https://www.naturegame.or.jp/qualification/
おすすめです。
●ネイチャーゲームをもっと知りたい方は
▶︎ネイチャーゲームリーダー養成講座を受講する
●ネイチャーゲームを体験したい方は
▶︎全国で開催しているイベントに参加する
●ネイチャーゲームの講師を呼びたい方は
▶︎講師依頼をして自分のイベントで実施する


