子どもゆめ基金助成事業
第5回 戸隠子ども長期自然体験村 2002年7月21日(月)〜8月4日(日)13泊14日 概要 今年度は昨年度と比べて1週間短かくなったものの、2週間という長い期間を23名の子どもと戸隠高原で過ごしました。参加者の中には普段は海外で生活している子どももいて、自然と触れるだけではなく、異文化にも触れることができた2週間となりました。 今回の長期自然体験村では、ネイチャーゲームはもちろんのこと、キャンプやホタル観察、戸隠太鼓、そば打ちなどさまざまな体験をしました。そして、最後にはみんなで、「自然の遊園地〜笑顔の森」というテーマで、ツリーハウスやブランコ、ターザンロープなどがある「森の王国」をつくりました。みんなが一生懸命つくった王国で、1日中遊び、その王国で夜を過ごした子どももいました。 とにかく盛りだくさんの2週間の生活の中で子どもたちは、仲間と協力することの重要性と、挑戦をクリアしたときの達成感、そして、戸隠の自然の素晴らしさを感じとってくれたのではないでしょうか。
力を合わせて課題を解決! キャンプ場で何を見つけた? 戸隠名物のソバをうつ! どんな王国をつくろうか。 参加者の感想 ●私は、スキー場の山に登ったことや、キャンプにいったこと、森の王国などをつくったことがとても心に残っています。スキー場の山に登ったときも、疲れたけど、上からの眺める景色がすごく良かったので、登ってよかったと思いました。キャンプで作ったご飯は、最初の時などは、すごかったけど、キャンプ場で、本当にコロッケができたことがうれしかった。森の王国でハンモックを作ったときも達成感があってうれしかった。この2週間は、私にとって短かったけれど、すごく大きなものになりました。来年もまた、この自然体験村に来たいです。(小学6年生女子) ●私は、すごく体験村に来てよかったなって思いました。わけは、いろいろなことができたからです。特に、森の王国です。最初は「できない」と思っていました。でも成功しました。どうして成功できたのかなってふりかえってみるとみんなの協力、支えがあったからこそ成功できたと思います。私は、そのおかげでオーバーナイトができました。やったことがなかったので、やってみたら、すごく楽しかったです。(小学6年生女子) ●ネイチャーゲームが面白かった。ホタルも見た。でもムササビが見れなかった。残念。キャンプで川遊びなどをした。みんなでつくった御飯がおいしかった。森の王国づくりの計画をした。夜にそば打ちもした。ついに森の王国づくり。壊すのがつらかった。2週間の最後にさよならパーティーをした。おもしろかった。みんなで過ごした時間が楽しかった。(小学5年生男子)
森の王国づくりもいよいよ本番 ツリーハウスも完成間近 自分で作ったハンモックでゆったり。 2週間生活した仲間 |
|||
|
|||