「優しさ」を「安全」に変えるために。あなたの情報管理は、本当に子どもを守れていますか？

私たちは、自然の中で子どもたちの好奇心に寄り添い、
ネイチャゲームの理念に基づいて長きにわたり活動してきた仲間たちです。

しかし、その一方でこれまで積み重ねてきた
「信頼感」や「自然の中での開放感」または「世代間ギャップなど」から、
情報管理やチャイルドプロテクションの理解や実践があいまいな隙となり、
思わぬ危険につながる可能性があります。

昨今、さまざまなリスク管理の要請が高まる中、
「個人情報保護（名簿をなくさないなど）」と
「チャイルドプロテクション（性暴力・虐待防止など）」の
区別が曖昧になっていませんか？

「親の許可があれば、子どもの写真をSNSに上げても大丈夫」
「急いでいるから、一人で送迎しても問題ないだろう」
「これくらいの身体接触は昔ながらの教育上の許容範囲でしょ」

このような「善意からの曖昧な判断」こそが、
情報管理ミスや子どもへの性暴力や虐待のリスクを高めています。

ネイチャーゲームトレーナー
宮城県シェアリングネイチャー協会理事長
くりこま高原自然学校　校長

塚原俊也（つかはら　としや）