神奈川県第一の都市部である横浜市内にある根岸森林公園はよく整備された都市公園です。市民憩いの広場であり、四季折々の植物が迎えてくれる公園にある自然をネイチャーゲームで楽しみませんか？！

咲き始めの梅の花の香りを楽しみながら、澄み切った冬の高い空を一緒に見上げましょう♪

※12:40－14:00 ネイチャーゲームリーダー資格取得者とよこはま湘南ネイチャーゲームの会の会員を対象に、村田トレーナーの指導で勉強会を開催します。ご参加の方はお弁当を持参してください。12:00－12:40を昼食時間に予定しています。

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イベントレポート

午前10時から始まったネイチャーゲーム。参加者12名とスタッフ6名が〈ごちそうはどこだ〉〈ネイチャービンゴ〉〈目かくしいもむし〉を楽しみました。

大きなマテバシイ、ケヤキ、クスノキが並ぶ林で、足元のドングリを拾いながら始まった〈ごちそうはどこだ〉。参加者は「リス」「ネズミ」「カケス」になって、食べ応えがありあそうな大きいマテバシイのドングリを落ち葉の下や根っこの下に隠したり、木の股に置いてみたり、しっかり冬の備えをしました。お互いに隠されたドングリを探しあって、また自分たちが隠したドングリを探してみて、隠し過ぎて見つけられない体験を楽しみました。

とても背の高いイチョウが並ぶ林に移動して「木」の〈ネイチャービンゴ〉。公園の環境に合わせてアレンジしたカードをもって、ゆっくり歩きながら、冬の木の姿をあっちからこっちから眺めて楽しみました。難しかったのは「木に集まった生き物」と「いいにおいのする葉」。「枯れてもいい匂いのする葉があるのになぁ」「うーん、これは匂いがするけど、いい匂いでもないかも」と葉っぱを拾ってはクンクン鼻を効かせて探しました。

大きな常緑樹が空を覆う静かな森で落ち葉を踏みしめながら〈目かくしいもむし〉。足元のでこぼこ、葉っぱの柔らかい感じ、木の皮のザラザラやツルツル、大径木や株立ちの木の姿を、足の裏、手のひら、体のあちこちで感じながら歩き、太陽の温かさ、風の通り抜ける感触を楽しみました。木の根にはさまれてじーっと座って、最後は大きな空を眺めました。(もんちゃん)

午後の村田範子トレーナーのワクワク研修会も、午前の会の"おかわり"希望者も加わって、総勢12人とにぎやかでした。

イチョウの葉が降り積もった冬木立での〈いねむりおじさん〉。いねむりしている宝の番人（盗人）に気づかれないように近づいて、宝にタッチ（＝取り返す）して、陣地にもどらなくてはいけません。気づかれると番人の手からでるビームに当たって、その場で石にされてしまいます！　抜き足、差し足、忍び足。時には木の後ろに隠れたり、小枝をわざと放って音を立てて番人の気を紛らせたり。　なんと、子馬（ぬいぐるみ）をとりかえしたら、次は種まきにつかうトウモロコシの実が！お宝の石が！　回を進めるごとに、タッチしにいく宝が小さく低くなって、だんだん難しくなっていきました。全身の感覚を研ぎ澄まし、気配を消す・察する体験を存分に満喫しました。

最後の〈おちばがお〉では、ほっこりとした時間を過ごしました。見つけてきた"3つ穴のあいた"葉っぱを"白い丸い紙の真ん中に貼り、眺めながらくるりと回すと・・・。こっちの向きでは「あっかんべ～」、90度回すと「びえ～ん」と泣き顔、またまた回すと！　吹き出しが次々と生まれ、「本当だ、見える！おもしろ～い！」とお互いの作品の見せ合いっこを楽しみました。一枚の葉っぱの表情とじっくり向き合ってできた作品は、「家に持ち帰って飾ろう♪」と、素敵なお土産になりました。（いなちゃん）

このイベント情報・レポートはよこはま湘南ネイチャーゲームの会が作成しました。
（リンク先にて会の情報や活動実績などを掲載しています）