
保育・幼児教育
子どもたちと手をつなぎ、ネイチャーゲームを楽しんでいます
幼児期の子どもたちというのは何かを教えてもらったりとか、聞いて覚えるということではなく、また何かで調べてそれを身につけていくのでは なく、感覚を使ってまわりの環境と直接かかわることで、物事を理解していきます。
自然の中には感覚で感じるものが、たくさんあります。それはいろんな匂いであるとか、音、手触りと、人工物からは得られない、さまざまな体験ができます。しかし、幼い子どもたちが外の世界とかかわるには、手をつないで外に出る大人が必要です。
子どもたちを取り巻いている世界が実に多様性に富んでいて、豊かであるということを自然の中から感じてほしいと思い、子どもたちと手をつなぎ、ネイチャーゲームを楽しんでいます。
静岡県 荒巻太枝子さん
学校法人 早出学園 早出幼稚園 園長
(ネイチャーゲーム動画「地球と遊ぼう 自然と話そう NATURE GAME」より編集掲載)
遊びの引き出しがふえました
「見て見て!」「この葉っぱいい匂い...」
何気なく歩く道が宝の道に変わる。ネイチャーゲームをした後の子どもたちといるとそんな印象を受けます。遊びながら知らず知らずのうちに子どもたちの目や耳などあらゆる感覚が研ぎ澄まされるのかもしれません。
普段の教育中や園庭や園外で過ごしている時の、ふとした時間にネイチャーゲームを取り入れながら子どもたちと楽しんでいます。
教員として、遊びの引き出しが増えることもネイチャーゲームの魅力の1つであると思います。
東京都 宮里耕太さん
幼稚園 教諭
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