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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.49〈アリとアブラムシ〉(2020.05.27)
イノッチファームでシェアリングネイチャー NO49
〈アリとアブラムシ〉
畑のクリの木に黒いアブラムシがいっぱいたかっていた。
そこに、1匹のアリがせわしなく動き回っていた。
アリとアブラムシは共生関係にあることは知っていたが、本当に共生しているのか確認したことはない。
今日は、カメラを向けながらじっくり観察してみた。
アブラムシはアリのように動き回ることはなく、ほとんどその場でじっとしている感じだった。
よく見ているとどうやらクリの木から汁を吸っているようだ。
アリは行ったり来たりでとに角落ち着きがない。
肉眼ではハッキリ分からないが、どうやらあの、"お尻をつつく"ような仕草に見える。
撮った写真を見てみると、アブラムシのお尻から甘い(だろう)汁が出ているのが見えた。
アリはこの汁を目当てにアブラムシにまとわりついていたのだ。
近くにテントウムシはいなかったので、アリが追い払う様子は見られなかったが、自然界の共生関係を目の当たりにすることができた。
人間もいろんな生き物に生かされているが、お世話になっているたくさんの生き物に見返りとして何かしているのだろうか?
"搾取"という言葉がチラリと頭をよぎった。
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