
スタッフブログ
2歳の子どもと秋のよくばり探検セットで遊んでみた(前編)
こんにちは。
ただいまショップより発売中の「秋のよくばり探検セット」を持って、2歳の子どもとお散歩してみました!
こちらは直感的で分かりやすい6種類のカードがセットになっています。自然遊びが初めて!という方でも、取り入れやすいですね。
さて、カードを持ってキョロキョロする私。
なんかないかな・・・?
このセットを持ったことで、途端に自然探索モードへスイッチが入ります!
ほらほら!早速足元に見つけちゃったよ!三角!
駐車場の砂利石ですが(笑)きれいな三角ですね〜。
続けて見つけたのはハート形!!
11月にしては暖かい日が続いたせいか、ぺんぺん草が生えてました。
葉っぱの形がかわいいハート型。
まだまだ言葉足らずの2歳児ですが、たまたま「かたちの絵本」というのを読んでいたこともあってか、これは気に入ったようで、「はーとのくさ〜」と連呼していました。
ここらで「たんけんルーペ」を投入!
とりあえず子どもに持たせてみました。なんだか嬉しそうにかざしています。
地面に少し赤みを帯びた葉っぱを発見。
私が「ほらここの色と一緒だね」と言うと、これまた「いっしょいっしょ」と言いながらちゃんとルーペを近づけてくれました!
2歳の息子よ、ちゃんと分かってるんだね!子どもの成長を感じた瞬間でした。
お次はきれいに紅葉したドウダンツツジ。
おや、この色、ピッタリでは?と思い、お散歩しおりを近づけると、色味がまさに一致!
家からまだ50メートルも移動していません。笑
しかし既に発見がいっぱい!
後半で残りのアイテムもご紹介したいと思います!
後半はこちら▶︎https://www.naturegame.or.jp/staff_blog/2023/11/008561.php
2歳の子どもと秋のよくばり探検セットで遊んでみた(後編)
こんにちは。
ただいまショップより発売中の「秋のよくばり探検セット」で、遊んでみました。後編です!
前編はこちら▶︎https://www.naturegame.or.jp/staff_blog/2023/11/008557.php
↑直感的で分かりやすい6種類のカードがセットになっています。
後半では、夫と子どもと一緒に公園へ出かけた時に遊んでみた様子をお伝えします。
紅葉を見に大きな公園に出かけました
公園に着いたはいいが、場所見知りの子どもは緊張して、自分では全く歩きません・・。お弁当を食べたり、抱っこして散歩する内にようやく慣れたのか、走り回ったりし始めました。体重11キロの子どもを交代で抱っこ・・親は肩がバキバキです。笑
本調子を戻してきたところで、〈フィールドビンゴ〉を取り出し、「これ探してみようよ」と2人を誘ってみました。
おっきなどんぐり〜
たての模様の木!
ちくちくする葉っぱ
普段は素通りしがちな木の特徴を楽しく見つけることができました!
2歳児はルールは理解してないと思いますが、親が「どんぐりだよ〜」とか「ちくちくだよ」とか言って、触らせてあげるといいと思います!拾ったどんぐりを大事そうにずっと握っていましたよ。
続いては、少し難易度が上がる(?)〈木のセリフ〉。吹き出しに木のセリフを書いてみよう!これは普段ネイチャーゲームに触れていない夫にぜひトライしてもらいたい!
悩みつつ、夫が絞り出したセリフがこちら。
「この間、切られたから寒いわ〜」
剪定されて、ややこざっぱりした印象の木を見てのセリフでした。確かに冷たい風が吹いていたので寒かったかもしれないですね!
「秋のよくばり探検セット」には、あともう一つ「森の福笑い」のキットが含まれているのですが・・今回忘れてしまったため、「森の福笑い」の楽しみ方はこちらをご覧ください!
https://www.naturegame.or.jp/field-note/school/007935.html
「森の福笑い」も後日体験したら、追記いたします!
「つまらない」「暇だ」・・そんな時は、自分で自分を楽しませる
「娯楽」というものは、元々は自分達で生み出すものではなかったのではないでしょうか?なんてことを考えてみました。「娯楽」というと、映画とかゲームとかレジャーとか、そんなものをイメージして、「お金を払ったり、どこかに出かけたり、人に楽しませてもらったりするもの」という気がしてしまいます。だから「この地域には娯楽が少ない」なんていう言われ方もするのではないでしょうか?
先日、北欧の藁細工「ヒンメリ」作りのワークショップに参加してきました。収穫した後の麦わらを使って、いろんな幾何学模様を作ってお部屋に飾ったりするものです。日本の、しめ縄などの藁細工と通じるものがありますね、しめ縄以外にも亀を作ったり鶴を作ったり・・。その時に先生が言った言葉が「昔の人は、藁だけでここまで楽しんでいたんですね〜」というものでした。
↑完成したヒンメリ
ものが少なかった昔、収穫した後、本来なら捨てられてしまう藁の部分を使って、家の中でせっせと飾りを作って楽しんでいたのでしょうか。そんな風に想像したら、とても素敵な気持ちになりました。人から与えられるのではなく、自分たちで暮らしの中に、楽しみや喜びを見出していく。それが娯楽の始まりだったのかもしれません。
そんなわけで、「娯楽」も自給してみようかななんて思います。もちろん映画や読書、観劇なんかもたまには楽しいんですけど、何もなくても、自分一人でも、自分自身を楽しませる工夫をしてみる・・おっと、これはまさにネイチャーゲームにも通じそうです。
少し話は変わりますが、ムーミンに出てくるリトルミィの言葉にこんなものがあります。
「ひま、やることがない。
なんて間抜けなセリフだこと。
春は花を見て、夏は太陽を浴びて、秋は落ち葉を踏んで、冬は静かに春を待つの。
やることがないんじゃないわ。
やることをわかってないのよ。」
これ、素敵ですよね。
こんな風に生きたいなと思います。
五感がスルドクなるネイチャーゲーム
感覚を研ぎ澄ますことを重ねていると、五感がとても鋭くなるのを実感します。
ネイチャーゲームでは、視覚だけでなく、匂いや音に意識を向けることも多いものです。
土や風の匂いを感じたり、音の地図を作ったりして自然を楽しみます。
それを繰り返していると、きっと訓練されるのでしょうね。前より敏感になった気がします。
そう、今の時期は、キンモクセイの香りに包まれて、多くの人が秋を感じているはずです。(写真はランタナですが・・・)
あの豊かな香りは、戸外に出ると、真っ先に鼻先に幸せを届けてくれます。
香りひとつで、こんなに気分が変わるものだと思います。
そして今年は、「キンモクセイの香り始め」がはっきりわかりました。
昨日まで香っていなかった秋の風物詩が、ある朝、「あっ、来た!」とはっきりわかったのです。
僅かな香りだとはいえ、昨夜の風とは明らかに異なります。
全国のシェアリングネイチャー仲間が、ほぼ同時に「キンモクセイが香った」と発信していました。
きっと、ネイチャーゲームによって、五感が敏感になっているのだろうと思います。
空の高さを感じ、風の動きに耳を澄ませ、秋の香りに包まれた絶好の季節です。
今、この時を、香りでも、肌でも、音ででも、感じ、逃したくないですね。
情報誌「シェアリングネイチャーライフVOL.40」納品!
マーケティング部の、よいしょです。
情報誌「シェアリングネイチャーライフ VOL.40」が納品されました!
これから会員の皆さまをはじめ、お届けしていきます!
今号の特集テーマは「ドングリ」。
この週末の「全国一斉シェアリングネイチャーの日」のテーマ、
「ドングリで遊ぼう!」にちなんで、ゲッチョ先生こと、
盛口満さんにお話をうかがいました!
ゲッチョ流ドングリの楽しみ方を
これからのドングリライフ(!?)の参考にしてください!
さらに、今号からの新コーナーもありまっす!
発行日10月15日が事務局がお休みの日なので、
WEB版の公開は10月16日を予定しています。
情報誌掲載ページはこちらから
▼▼▼
https://www.naturegame.or.jp/magazine/
しまった!気配を出してしまった!
それは散歩中に起きた、不覚に思う出来事でした。(そんな重大な事か 笑)
起きたのは一瞬のことでした。
そして、後悔も一瞬で生まれました。
自分が「受信モード」で自然の中を歩いていなかったのだなぁと思いました。
それは、木に留まっていたたくさんのスズメが、僕の気配で一気に逃げてしまったのです。
たくさんのスズメがいるのを最近はあまり見なくなりました。
それだけに、パッと逃げられてしまったのは、後悔レベルです。
もしかしたら、スズメがたくさん留まっていることを僕のほうが先に気がつけば、逃さずに済んだかもしれません。
気がついて、そっと忍び足で、気を殺し、気配を消して近づくのです。
これは結構成功します。
しかし今回は、一瞬の出来事でした。このチャンスを逃してしまうとは、もったいないことをしました。
もう飛び立ったあとに気がついてもダメですね。
ネイティブアメリカンの狩り並みで歩くべきでした(笑)
ネイチャーゲームの指導員の心構えとして、「チャンスを逃さないで」というのがあります。
5つある心構えのうちの一つです。
ゲームの進行やおしゃべりに夢中にならず、予定調和も避けて、チャンスが起きたら、十分にそれを楽しみましょうということなのです。
それは、いつも移りゆく自然の出来事にアンテナを張り、その瞬間を逃さないということです。
自分たちが予期せぬところに、発見という喜びがあります。
予期せぬことは、きっといつも起きていて、それに気がついて楽しむことが大事です。
例えば先日、あるイベントの最中に、クジラの仲間である「スナメリ」が背びれを見せました。
スナメリが生息していることは、地元の人ならみんなが知っていることです。
しかし、実物を見たことがある人は、そう多くはありません。
海原に背びれを見せた瞬間に気がついたのは、ほんの一部の人でした。
そう、チャンスって、もしかしたら自分次第ってことですね。
周りを受動的に見て、何が起きているか観察力を磨くことが大切です。
それは人間関係でも同じですね。
深い話だと思った次第でした。
参加者が感じていることが感想と違う件
ネイチャーゲームの参加者の反応と、お持ちの感想がぜんぜん違う場面に遭遇しました。
その日は大人向けに、森でゆっくりする時間を提供しようとしました。
しかし実際に参加されたのはお子さんが半分。幼児も混じっています。
大人向けのプログラムをちょっと雰囲気を変えてやりましたが、喜びの顔が見られません(汗)
多くの場合は、反応を見れば、その時の満足度がわかるものです。
2時間のプログラムも後半、今日の参加者の反応はイマイチです。
しかし、最後に感想を聞くと、「いつもは育児に追われているけど、今日は癒やされて、とてもゆっくりできた」と進んで感想を伝えてくれたのでした。
びっくりです!
多くのネイチャーゲームの活動では、大人も子どもも目がキラキラとなります。
終わる頃になっても、喜びの反応が得られないことは稀なのです。
きっと気を使って、大人な感想を寄せていただいたのかと思ったぐらいでした。
しかし、そんな感じではなく、むしろ進んで、その言葉を返していただいたのでした。
それで思うのは、傍目だけで満足度を判断できないってことですね。
その時の自然にふれあった活動は、間違いなく、その人の心に火種になって残ります。
表に出る反応は今ひとつに見えても、何かしらの働きが起きていると実感させられる出来事でした。
NO UNCHI, NO LIFE!「うんち展」行ってきました!(ミュージアムパーク茨城県自然博物館)
こんにちは、よいしょです。
昨日ミュージアムパーク茨城県自然博物館行ってきました!
もちろん、「シェアリングネイチャーライフ39号」に
登場いただいた、後藤優介さんが担当する企画展
NO UNCHI, NO LIFE
うんち無しでは生きられない!
あなたの知らない自然のしくみ
がお目当てです!
以下、すこーしだけ写真でお届け。キャプション付き。
うんち展入り口からドーン!シェアリングネイチャーライフに載ってたやつ〜
こだわりの剥製とのこと。
あれ中の様子です。うんち展ですから。
訳あってこの角度。訳あって白塗り。実物を見てほしい〜。
撮影者に「後藤優介」って書いてあると嬉しくなってしまうミーハー状態。
ちなみに妻も大学時代、林学の実習(オールマイティすぎる!!)でお世話になっていて、一緒にミーハーしてます。これこれ!この展示が楽しみでした〜!
くんくん、ふむふむ、なるほど、へ〜って感じ!試すべし!
3歳の次男はこのエリアは怖くて近づけず。
でもまあそれもいい経験。後藤さんの苦労話を聞くと、その価値が倍増するうんち。
きっとこのライチョウにまつわるエピソードも聞ける日が来ることでしょう!楽しみ!
さらに訳あって写真は載せられないのですが、糞土師、伊沢正名さんのコーナーも!
「シェアリングネイチャーライフ11号」には載せられなかった「写真」を見られるチャンスです!
ちなみに展示されてるうんちは、本物!
こんなにたくさんのうんちを見られる機会は、二度とないかもしれません。
チャンスは9月18日(月祝)まで。
土日祝日とお盆期間(8月18日まで)は、事前予約制です。
小さな小さな展示品も多いし、情報量がものすごいので、
じっくり見たい方は午前予約を押さえるのが◯。
午後の企画展はかなり混み合うので、要注意です。
さらに企画展で配布されている、ビンゴカードが「やばい」です。
工夫された折り詰めに秘密が!
これも行った人のお楽しみ〜。
チャンスを逃さないで、ミュージアムパーク茨城県自然博物館へGO!
お知らせ
●情報誌「シェアリングネイチャーライフ」WEB版はこちらから
後藤さんのクマのうんち・うんち展へ思いが詰まった
「シェアリングネイチャーライフ39号」の特集、おすすめです!
充実のクマのうんちコーナーの予習にもなります!
●読者プレゼント付きアンケートは本日【2023.8.15】まで!
情報誌「シェアリングネイチャーライフ39号」の読者プレゼント付きアンケート、
期日は本日です!お忘れなく!
https://www.naturegame.or.jp/news/info/008341.html
情報誌「シェアリングネイチャーライフ」は
スポーツ振興くじ助成金の助成を受けて
制作しています
[クラファン挑戦中!]子どもたちに体験活動を届ける「一般社団法人ジャパンキッズ」
こんにちは、よいしょこと藤田です。
ネイチャーゲームに繋がりのある仲間たちが
家庭環境に関わらずすべての子どもたちに
「体験の場」を作ろうと活動する
「一般社団法人ジャパンキッズ」さん。
現在、クラウドファンディングに挑戦中です!
▶ 種まきから味噌作りまで!本気の農業体験を無料で、全国の子どもたちへ届けよう
日本でのネイチャーゲームの
普及がはじまって40年近く経ちます。
この間、昔も今も、ネイチャーゲームの仲間たちは、
地域ごとに、子どもと自然がふれあう機会を作ってきました。
参加費は100円だったり、
300円だったり、
時には無料だったり。
自分たちの交通費と、
教材費などの実費だけの
安価な価格設定です。
「同じ地域に暮らす仲間である参加者と
一緒に自然を楽しみたい」
という純粋な気持ちで成り立っています。
しかし、本来、「自然体験活動の専門家」である
自然体験の指導員は、各々専門的な学習をし、
継続的に研修にも参加し、切磋琢磨しており、
そのリスペクトとして、「対価ゼロ」とはいきません。
またプログラムへの対価も発生します。
ネイチャーゲームの仲間たち以外にも沢山の方々が
地域ごとに活動をしているものの、
こうした場は日本中には作れていないのが実情ですし
より多くの指導員に参加してもらうためには
やはり「対価」について考え、整えていく必要があります。
昨年度のジャパンキッズさんの活動は
協力指導員の自腹で成り立っていたとのこと。
そしてジャパンキッズさんの取り組む「農業体験」には、
より多くの方の協力が必要となります。
「持続可能」に、すべての子どもたちに体験の場を作る、
そのための一つの道筋が、
この「クラウドファンディング」なのだと思います。
日本中の大人が日本中の子どもたちのサポートをしていく文化を。
ジャパンキッズをぜひ応援してください!
クラファン期限まで、あと12日!(6/8時点)
▶ 種まきから味噌作りまで!本気の農業体験を無料で、全国の子どもたちへ届けよう
日本シェアリングネイチャー協会の定款の
「目的」を共に練り上げた片山誠さんの
熱いメッセージもこちらに掲載されてますので
合わせてチェック!
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