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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.152-43〈幼児にとっての自然体験〉(2021.1.29)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152-43

〈幼児にとっての自然体験

1 年ほど前から横浜にある幼稚園からの依頼で、月2度ほど園児たちと山遊びをしている。

山は平らな部分が少なく、ほとんどが斜面でしかもかなりの急斜面だ。山に着くとまずやることは、山を登ったり下りたりの探検ごっこ。

大人にとっては大したことない斜面も、4~5歳児にとってはかなりの冒険になる。特に急斜面を下りる時は怖いので様々な葛藤が生じる。

「立ったまま下りようか、いや、転んだら怖いからお尻ついて下りようか、でもかっこ悪いからやっぱり立ったままで挑戦してみようかな・・・」。

短い逡巡の後、それぞれの決断で下り始める。どんな方法にせよ、無事下りられた時の顔はどれも達成感で笑顔満面だ。もちろん中には恐怖心が勝り先生の手助けが必要な子もいるが、それでも何度か上り下りを繰り返していると、「ここなら自分でできる」と、確信が持てるようになる。

高い所から飛び降りたり、木に登ったり、崖を滑り下りたり・・・、そうやって次々に自分の力を試すうちに、今までできなかったことができるようになった自分に自信がつき、自己肯定感が生まれてくる。

これは小さな子どもにとって大きな財産になるに違いない。斜面を下りる時には笹や木の根をつかめば安全に下りられることや、枯枝や草をつかんだらダメなこと、いざとなったらお尻をつけば大丈夫なこと・・・・。遊びながらいろいろなことに気づきそのたびに体験したことが知識を伴った経験となって蓄積されていく。

山遊びを繰り返す中で、花や虫や鳥、木の実、キノコなど次々に見つけられるようになった園児たち。そのまぶしいほどの笑顔に包まれ、自分もいつの間にか5歳児になっている。

▶PDF版をダウンロードする 2021.1.29 NO152-43 幼児にとっての自然体験.pdf

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