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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.71〈ハムシの仲間〉(2020.07.01)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO71

〈ハムシの仲間〉

サツマイモの苗を切っていたら、何かが目に留まった。

目に留まったということは、"不思議なもの""美なるもの""驚嘆するもの"、つまり日常的には目にしない何かがあると瞬時のうちに判断したからだ。

この場合は、赤っぽく光沢のある"タマムシ"に似た虫がそれだった。

今まで見たことのない虫だった。1cm足らずの大きさだがその美しさに全神経が集中し胸が高鳴る。

体の様子からてっきりコガネムシの仲間と思っていたらなんとハムシの仲間で"アカガネサルハムシ"という名だった。

あのにっくきハムシの仲間とは!

ハムシと聞いて少し評価が下がり、初めて出会ったときのあの"ときめき"は少し冷めた。(勝手なもんだ)。

調べるとブドウの葉も食べるということで、すぐ近くに植えてあるブドウ目当てに飛来してきたのだろう。

下は"ウリハムシ"。

名前の通り、カボチャやズッキーニ、キュウリなどウリの仲間に大軍で押し寄せ葉を食い荒らし、場合によっては生育不良にしてしまう。

彼らのせいで、カボチャ苗の3割く らいがダメになってしまった。

マリーゴールドやナスタチューム、ネギなどをそばに植えたがほとんど効果なし。

虫取り網でとってもとっても湧いてくる。

体の色が違うだけでこうも異なる待遇、まさか一番の天敵が人間だったとは!

▶PDF版をダウンロードする イノッチファームでシェアリングネイチャー№71.pdf

inocchifarm71.png


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