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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.78〈アカボシゴマダラその2〉(2020.07.21)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO78

〈アカボシゴマダラその2〉

畑のクリの木に「アカボシゴマダラ」がいた。
コクワガタと一緒に長い口を伸ばして吸蜜していた。
約2か月前、同じアカボシゴマダラの春型が現れたが今回ははっきりとした赤い星がある夏型だ。おしゃれな赤い星が特徴で、"きれいだな~"と思うのもむべなるかな。
きれいなチョウを身近で見たいと思ったマニアが、安易に国内に持ち込んだためにいつのまにか広がってしまった。
幼虫の食草はオオムラサキやゴマダラチョウと同じエノキ。
根元の落ち葉を丹念に調べるとそれぞれの幼虫が隠れている。
アカボシゴマダラの幼虫も他の幼虫と比べ、遜色なく可愛いもんだ。
しかし、しかし、このきれいなチョウは"特定外来生物"で本来日本にいてはいけないチョウなのだ。
長い年月をかけて生態系のバランスが保たれてきた日本の地で、強い繁殖力を示すこれらの"特定外来生物"は招かれざる客なのだ。
人間の移動に伴ってたくさんの動植物も地球上を移動する。意図的に、偶然に。
そして、強いものだけがその地で生き延びる。
すると、種の多様性や遺伝子の多様性のバランスが崩れて単一的な生態に近づいてしまう。
それは困る、困るがどうすることもできないのが現状だ。
アカボシゴマダラ、なんの知識も先入観もなく見れば、きれいなチョウなんだけどな~。

▶PDF版をダウンロードする イノッチファームでシェアリングネイチャー№78.pdf

inocchifarm78.jpg


20年07月21日 投稿者:イノッチ コメント(0) 
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