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イノッチファームでシェアリングネイチャー No.121〈草のタネをばらまく〉(2020.09.29)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO121

〈草のタネをばらまく〉

長い間ほったらかしにしておいた場所の草取りをした。
ここにはバターナッツカボチャを植えておいたので、下手に草取りはせずそのままにしておいた。
結果このありさま。
ほとんどメヒシバとイヌタデでカボチャは完全に草の中に隠れてしまっている。
例年足で蹴飛ばすくらいたくさんのバターナッツができるのだが、今年は全くの不作。
7月の長雨、8月の日照り、ウリハムシの大量発生、そしてほったらかしの草ぼうぼうの中でそう簡単にカボチャができるはずもない。
貧弱なカボチャを4つほど収穫し草取りに精を出す。
そのカボチャに比べ見事に育った草どもにはビッシリとタネができ地面にこぼれ落ちている。
草を抜けばさらに否応なしに大量のタネが畑にばらまかれてしまう。このタネが来年の春一斉に芽吹くかと思うとぞっとする。
草が刈れるのを待ってこぼれダネも一緒に燃やしてしまえば簡単なのだが、ここには2年前にイチゴを栽培した時のマルチが張ってあり燃やせない。
そのまま放置しておけばやがてマルチは劣化してマイクロプラスティックになってしまう。
SDGsに取り組んでいる手前、それは許されない。面倒だがマルチが劣化する前に草を取り全てのマルチをはがさないといけない。
2年も張りっぱなしてしたマルチはきれいにはがせず、途中で細かく千切れてしまう。
地中に埋まったままの千切れたマルチをスコップで全て掘り出し回収するのはホントに面倒な作業だ。
タネがビッシリ付いた面倒な草取りと、劣化し始めたマルチの回収作業、少し涼しくなってきたとはいえ、高齢者には骨が折れる。
休憩時間、お茶を飲んでいたらモズの高鳴きが遠くで聞こえた。そろそろハヤニエが見られるかな?

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