イノッチファームでシェアリングネイチャー NO106
〈ウコンの花〉
知らぬ間にウコンの花が咲いていた。前年収穫しないまま畑の隅っこに放置していたものだ。
ほったらかし状態だったのに株は 2 メートル近くまで生長し、茎の間から清楚な花が咲いているのが見えた。
花はどの株にも咲くわけではなく、"気が向いた ら咲く"程度の咲き方だ。
栽培を始めたのは恐らく20年近く前から。当初は収穫した根茎を薄くスライスし、乾燥させて粉末 にしたものを"薬"として飲んでいた。だが、だんだん面倒になり数年で止めてしまった。
大量に収穫できた年は知り合いが染め物に使いたいと持っていったこともある。ウコンの英名はターメリック。カレーの黄色がまさしくウコンの色素で、インド料理には欠かせないスパイスの一種。ショウガの仲間なので根茎はショウガそのもの。
あの苦さがなければもっと頻繁に口に入れるのだが・・・・。
ウコンはインド原産で、調べてみるとすでに5,000年も前から栽培されていたらしい。
日本では卑弥呼が中国の王に献上したという記録があるとのことだが広く栽培され始めたのは"琉球王朝"時代。
その頃は黒糖と同じく、専売制が敷かれ交易品の要となっていたとのこと。
薩摩藩はこれを特産品として大阪に卸し、仕入れ値の0倍もの高値で取り引きしていたそうだ。
100円で仕入れたものが3,000円だ!
黒糖と同じく薩摩藩を支える財源として歴史を動かした原動力になったのかもしれない(勝手な予想)。
そう思うと、ウコンの見方も変わってくる。沖縄に行くと"うっちん茶"がペットボトルで売られている。
来年はウコンの歴史に敬意 を表し、きちんと栽培して"うっちん茶"を作ってみようかな?
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おはようございます。利佳です。
昨夜降った雨が止んで朝日が当たっているので、
草むらでは水玉がキラキラ光っています。
いつもの道筋に、ハナミズキの木があります。
よく見ると少し紅葉が始まっていました。
緑から赤っぽくグラデーションになっている葉がきれいです。
控え目な花の後に緑の葉が茂り、秋になると真っ赤に紅葉し、
その間には暑い日、寒い日、風の強い日いろんなことがあっても、
<木の一年>をしてみました。
毎日見ているハナミズキがより身近に感じるようになりました。
そして、<生命の流れ>ハナミズキと呼吸を合わせて、
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イノッチファームでシェアリングネイチャー NO105
〈草を活かす〉
8月初旬の炎天下、朦朧としながら頑張ってむしった草は高さ40㎝、幅80㎝、長さ5mくらいの量になった。
ブルーシートで覆っておいたら連日の猛暑で草はすぐに枯れて分解が進んでいった。
その草を土に埋め肥料として働いてもらうことにした。まずは、埋めるための穴を掘る。
たっぷり降った雨のお陰で地中深くまで湿り気があり、スコップで掘るのは骨が折れる。水分を含んでいる分土が重い、加えて、掘るたびにスコップに土がこびりつき手間がかかる。
滴り落ちる汗を拭いながら、腰に負担をかけないよう時間をかけてゆっくり穴を掘る。
っとその時、掘った穴で何やらうごめくものが!?
"オケラ"だ。土の中に隠れていたのだろう、突然スコップで掘り起こされ慌てて出てきたようだ。写真に撮ろうとカメラを取りに行き戻ったら・・・。もういない!あっと言う間に土の中に潜ってしまった。
あちこちの土をどけて探したがどこにもいない。写真は諦めて穴掘り作業を続ける。
作業開始から30分ほど、ようやく掘り終えた穴に枯草を入れ足で踏み固めてから土をかぶせる。
9月に入ったとはいえ、かなりの重労働だ。
「畑で生えた草は畑に戻す」、"わら一本の革命"などほど遠いが、草一つも大事な資源と思うと、きちんと土に戻し循環させてやりたい。
野菜が大きく丈夫に育つには"土"の存在が欠かせない。その土づくりに一役買ってくれる草、しっかり活かしたい。
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9月3日の「#ハッピーラッキーネイチャー」!
新型コロナウイルスの影響を受けて新しい生活様式へのシフトが進む中、全国各地の自然を愛し野外活動に取り組む仲間たちとともに「自然を感じる」ことを提案できないかとアイデアを出しあっています。地域ごと、ご家庭ごと、関係主体ごとに状況が違うことと思います。みなさまの日々に活かせるもの、ホッとできるものを少しでも届けられていれば幸いです。
※この記事はハッシュタグを元に引用させていただいています
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おはようございます。利佳です。
9月になったら急に秋が来てしまったような涼しさ。
そして梅雨に後戻りしたようなシトシト雨が降っています。
実家の庭シリーズ。
スイフヨウが咲いています。
朝、
まるでお酒に酔って赤くなるようだと、
私はお酒に酔ってこんなに赤くはならないけれど、
見る人を楽しませて、一日でしぼんでしまうはかなさ。
うちわのような大きな緑色の葉が涼しげです。
<空と大地が私に触れた>
スイフヨウが私に触れて、その不思議な美しさをくれました。
今日は涼しいから、
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イノッチファームでシェアリングネイチャー NO104
〈イチゴ、ピンチです!〉
イチゴの苗が草に覆われて枯れ始めている。去年はカボチャの蔓に覆われてしまい2/3ほどが枯れてしまった。
去年の失敗を生かせずまた同じことを繰り返している。
イチゴの苗は親株から伸びたランナーを毎年植え替えるので、新しいランナーが伸びてないと植え替えられない。
暑さには弱いが日当たりもないと枯れてしまう厄介なお嬢さんだ。
もう少し早く草取りをすればよかったのだが、この暑さでは熱中症が心配、延び延びになってしまった結果このような有様になってしまった。10月の植え替えまでにどの程度ランナーが伸びるか、これまた祈るしかない。
毎年5月の連休頃に旬を迎える畑のイチゴ、大きくて美味しいイチゴを食べるにはそれなりの世話が必要だ。
親株から伸びたランナーは子株、孫株、ひ孫株と次々にランナーを伸ばして条件が良ければ10株くらいまで伸びていく。
面倒だが新しく伸びた株を毎年植え替えないといいイチゴはできない。来年、美味しいイチゴが食べられるかな~。
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9月2日の「#ハッピーラッキーネイチャー」!
新型コロナウイルスの影響を受けて新しい生活様式へのシフトが進む中、全国各地の自然を愛し野外活動に取り組む仲間たちとともに「自然を感じる」ことを提案できないかとアイデアを出しあっています。地域ごと、ご家庭ごと、関係主体ごとに状況が違うことと思います。みなさまの日々に活かせるもの、ホッとできるものを少しでも届けられていれば幸いです。
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おはようございます。利佳です。
昨夜、待望の雨が降りました。
梅雨のころは早く雨がやまないかと願っていたのに、
今朝の庭は空気がとてもしっとり潤いを感じます。
まだ霧のような雨が降っていたのですが、
気温も今までより5℃くらい低いようです。
高原の朝のような気分です。
いつにも増して<深呼吸>
畑の野菜たちも昨日まではしおれていたのに、
ピーマンの小さい花が咲いていました。
もう何個か収穫して味わってきましたが、
葉っぱも花も雨に濡れて気持ちよさそうに揺れていました。
やっぱり生きていくには水が欠かせませんね。
ゆっくり庭を歩きながら、<呼吸数えのメディテーション>
晴れてきましたが、今日は「暑い」と言わないで過ごせそうです。
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イノッチファームでシェアリングネイチャー NO103
〈オヒシバとメヒシバ〉
今、畑ではオヒシバとメヒシバが天下を取っている。
畑の主が暑さでばてている間にここぞとばかりにグングン伸びている。
1~2週間も放置していたらとんでもないことになってしまう。
特にオヒシバは根がビッシリ生えているので、簡単には抜けない。
全体重をかけ歯を食いしばってウーンウーンと4~5回繰り返してやっとこ抜ける。
しかしこんなことを繰り返していたら腰を痛めるのは目に見えているので、草刈り機に任せる。
その点、メヒシバの方はラク~に抜ける。伸ばした茎の節々から根は出ているが、浅い根なのでボリュームがある割には力はいらない。
太くしっかりした根を張って抜かれまいとするオヒシバ、伸びた先々に根を出してどこからでも生長できるメヒシバ、どちらもそれぞれの生き方で逞しく生き伸びている。
子どもの頃、このオヒシバやチカラシバで罠を作って遊んだ記憶がある。
茎同士を結んで輪っかを作る、知らずにそこを通ると輪っかに足が引っかかり転んでしまうという罠だ。
子どもの頃はそんな自然遊びの中からそれぞれの草の特徴を学んでいたのだと思う。
そんな草が生えてる原っぱがあちこちにあり、思いっきり駆けずり回ったものだ。
そんな遊び仲間だった草は畑の厄介者だがなぜか憎めないのだ。
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9月1日の「#ハッピーラッキーネイチャー」!
新型コロナウイルスの影響を受けて新しい生活様式へのシフトが進む中、全国各地の自然を愛し野外活動に取り組む仲間たちとともに「自然を感じる」ことを提案できないかとアイデアを出しあっています。地域ごと、ご家庭ごと、関係主体ごとに状況が違うことと思います。みなさまの日々に活かせるもの、ホッとできるものを少しでも届けられていれば幸いです。
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