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イノッチのシェアリングネイチャー No.152-111〈時を感じて〉(2021.4.24)

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO152-111

〈時を感じて〉 (昨日の話です)

夕方畑に行ってテントを張る。今シーズン初めての畑テント泊だ。畑でも十分キャンプ気分は味わえることが分かって、時々テントを張っている。冬場はさすがに寒いので今頃が丁度いい。夏野菜の植え付けはこれからなのでテントを張る場所は十分にある。虫がいないのも好条件だ。家にいればパソコンに向かう時間が長く、あっと言う間に1011時になってしまい、駆けるように時間が過ぎていく。テレビもパソコンもない畑は"今"を感じるには絶好の場所だ。

畑メシの定番は"焼ウドン"。中華鍋に野菜や肉を入れ火が通ったらウドンを入れるだけの簡単料理。まだ日が明るいうちに夕飯だ。その後は焚き火をしながらゆっくりと時間を過ごす。ヤカンのお湯が沸き、"チンチン"と小さい音を立てながら湯気を吐き出している。この優しい音とリズムが心地いい。ソロキャンプが流行っているそうだが、きっとこんなゆったりと流れる時間を求めているのかもしれない。燃える火を見ながら、何も考えず無心になろうとする。が、考えないようにしようと考えてしまい、堂々巡りになる。それでも時々頭上の月をながめ揺らめく火をじっと見つめお湯が沸く音や湯気を見ていると、頭のざわめきが収まってくる。

静かに時が刻まれていくのを感じるひと時を味わう。

▶PDF版をダウンロードする 2021.4.24 NO152-111 時を感じて.pdf

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