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[風戸通信]1回でも樹海(10回)
先週、富士山に行ってきました。
と言っても、山頂に登ったわけではなく、ネイチャーゲームの仲間たちと麓の樹海探検と洞窟に入ってきました。
まずは新五合目の火山荒原。300年前に噴火した時のスコリア(砂礫)があたり一面に積もっている「無」の世界。すぐ先を歩いている人も消えてしまう霧の中。
荒れた地に一輪の命!きれいに色をつけている可憐な花をみんなで撮りまくっています。何にもないのが当たり前の時間を過ごしていると、こういうちょっとしたことが新鮮に思えます。
ちゃちゃが今回も参加してくれました。いつもネタを披露してくれるのでありがたいです。今回は拾った小枝に穴をあけてえんぴつの芯を差し込み、「書きにくいえんぴつ」をみんなに作ってくれていました。
樹海の森…溶岩が固まった上にかろうじて盛られた土の上に木が立つので、根っこが下に向かわず横に出るしかないんですよね。それでこの生命力はスゴいわぁ。
これなんか、もう芸術品っ!
終点地の広場には、母なるブナの大木が2本あります。
ツアーの高山隊長が自らシャッターを押しているところを後ろから。全員ヘルメット姿がかっちょえ。
木を抱きしめよう♪ 母なるブナの木は大人6人で一抱え。
さて、いよいよツアーのクライマックス!樹海の森にこつ然と表れる風穴に突入します。右に見える黒い部分が洞窟の入口で、まずははしごで垂直に降りていきます。下まで降りたら、あとは慎重にゆっくりと真っ暗な世界を進みます。
たどりついたここには天井から一滴ずつたれたしずくが長い年月をかけて氷柱になっています。いったいこれだけ伸びるには何百年何千年かかっているのだと、自然の偉大さを感じずにはいられない風景です。「みんな懐中電灯を消しましょう」という隊長の声でまっっっっっくらな世界に。いくら時間がたってもまったく目がなれてこない暗闇の中で、ポタッ、ポタッとたれる水の反響した音に感動ですわ。
また、高山隊長に連れて行ってもらいたいです…
「隊長、また行きたいです」
「また?節を変えて行くのもいいよね、何回行きたいの?」
「10回!」
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コメント(1)
今回は「書きにくい鉛筆」ではなく「森のえんぴつ」作りでした。
樹海だけに10回は行きたいね。
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