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2019年6月の記事一覧

フォローアップセミナー [2019] 熊本県会場

6月23日、熊本県会場のフォローアップセミナーが開催されました。
熊本も梅雨の晴れ間。お天気に恵まれ、外でも充実した活動時間を持てました。フィールドの活かし方、アクティビティのアレンジの仕方、ウェルネスまで!多くの学びがありました。

熊本県フォローアップセミナーとしては初めての三好直子トレーナーを迎え、里山の温泉地を会場に、〈この指とまれ〉子どもバージョンで雰囲気が和んだ後は、外に出て「木の体操」「風の体操」で呼吸したり身体を緩めリラックス。
感覚のストレッチをしたら〈ディアストーク〉〈いねむりおじさん〉〈森のすみか〉などのアクティビティの流れの中で生きものの習性や自分の気配を感じたり、想像力を膨らませて視点を変える活動を体験しました。

午後はウェルネス〈心を映す湖面〉〈自然とわたし〉〈空と大地が私に触れた〉を体験しながら、三好トレーナーにより参加者のさまざまな疑問が解き明かされ、ウェルネスへの関心が高まっていきました。


 ・とてもわかりやすく楽しかった!心にすーっとしみた。
 ・指導員報だけではわからない部分があるので、トレーナーからのレクチャーがよかったです。
 ・体験したことのないアクティビティをいろいろすることができ、小さな子どもにもアレンジできそうなものがあって  よかった。
 ・ウェルネスは普段の生活に取り入れることから始めてみることで、深い理解につなげていきたい!
 ・講師の参加者を受け入れる感じがステキでした
 ・地域の特質がよく利用されていました
 ・今回体験したことが自分の引き出しの中に入り、自然を呼び起こすことができそう。
 ・仲間同士でいろいろな意見が出て参考になった。
 ・講師自身がとても楽しんでいて、こちらも楽しくなった。

などなど参加者の声が届きました!

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今 年の「講義テーマ」は「ネイチャーゲームのアレンジについて考えよう 〜ねらいを達成するための工夫〜」。全国の仲間たちが小さな子ども以外にも、高齢者 や障害のある方、人数が多いとき、少ないときなど、様々な条件に合わせてアクティビティを展開しています。そうした事例を講師、あるいは参加者のもってい るアイデアを持ち寄りながら、アレンジについて考えます。
実習では、自分自身が体験者として講師のスキルに刺激を受けたり、即実践できる内容をたくさん吸収できます!
ぜひ楽しみにご参加ください!

講師の三好直子さん、開催いただいた熊本県シェアリングネイチャー協会のみなさま、おつかれさまでした&ありがとうございました!



2019年度のフォローアップセミナー
開催情報はこちらから!

フォローアップセミナー開催日程


【取り組み】持続可能な開発目標(SDGs)より「SDGsワークショップレポート(2019.6.2)」

【取り組み】持続可能な開発目標(SDGs)より転載

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019年5月30日(金)〜6月2日(日)に滋賀県で開催された「全国ネイチャーゲーム研究大会 2019 in 滋賀」において「ネイチャーゲーム×SDGsワークショップ」を実施しました。大会3日目に全参加者が参加する「全体会」の中でSDGsのアクティビティを実施しました。内容は「SDGs版〈この人を探せ〉」と「SDGs版〈ディスカバーウォーク〉」の2つです。

ネイチャーゲーム実践を担当した井上満常務理事によるレポートを掲載します。


全国ネイチャーゲーム研究大会2019in滋賀


SDGsワークショップレポート 



SDGsって何?

アクティビティを始める前に、〝SDGsとは何か〟についてどの程度知っているかグーチョキパーで手を挙げてもらうことにしました。「初めて聞いた方」はグー、「よく分からないけど聞いたことがある人」はチョキ、「説明できる人」はパー。その結果、ほとんどの人がチョキでパーはちらほら。パーを挙げた方にSDGsを説明してもらいました。


SDGs版〈この人を探せ〉

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その後、〈この人を探せ〉の項目を一つ一つ読み上げて、アクティビティ開始。100人を超える参加者が入り乱れての「この人を探せ」は圧巻!

〈この人を探せ〉SDGs版の項目

1,普段からエコバッグを持っていますか
2,水を汚さない工夫をしていますか
3,食品ロスを減らす工夫をしていますか
4,野菜や果物は旬のものや地元で獲れたものを食べるよう意識し ていますか
5,下水の行方を知っていますか
6,LGBTとは何かを知っていますか
7,3Rとその意味を知っていますか
8,環境に配慮したマークを一つ以上知っていますか
9,年齢、性別、立場に関係なく、さん・くん・愛称などで呼ぶよ うにしていますか
10,水筒を持ち歩くなどしてペットボトルを減らすようにしてい ますか
11,スーパーやコンビニで割り箸を受け取らないようにしています か
12,自然災害被災地への支援活動に関わったことがありますか
13,自治会や職場などで意識的にゴミ拾いをしたことがありますか
14,〝もったいない〟が口癖の人
15,打ち水や風鈴、グリーンカーテンなどで暑さをしのいだことが ありますか
16,フェアトレードとは何か知っていますか

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項目がある程度埋まってきたところで、8~10人でグループを作り、それぞれの項目についての意見交換をしました。


「フェアトレードって何ですか?」
「なんでスーパーやコンビニで割り箸もらっちゃいけないの?」
「いやいや割り箸は間伐材で作っているからなくちゃ困るのよ、外国産のものはダメだけどね」
「呼び名にクンをつけるのはおかしいよ、今は学校でも男女関係なく〝さん〟で呼ぶから。クン呼びは上司が部下に対して使ったりすると、上から目線だよね」
「今は3Rより5Rですね」
「5Rってなんですか?」・・・・


こんなやりとりを、メンバーを代えながら3回実施。
日常の行いが白か黒かではなく、見方によっては白になったり黒になったり、立場や考え方でいろいろ変わることも様々な参加者とのやりとりの中で気づいたようで、そのこと自体、とても意味のある活動だったと思います。


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SDGs版〈ディスカバーウォーク〉

20190602SDGs4-2.jpg二つ目の活動は「SDGs版〈ディスカバーウォーク〉」。4~5人グループに分かれてカードに書かれた項目を探しました。
〝ダンゴムシ〟、〝ハイブリッドカー〟、〝LED照明〟などそのものを探す項目もありますが、〝地域の繋がりが見えるもの〟や〝きれいな水を作り出すものや水をきれいにする工夫〟等の項目はそれぞれの視点が違うことで、同じグループ内でも「なるほど、そう言う見方もあるね」と新たな気づきに繫がる場面もあったようです。
現地の情報を元に16の項目を作りましたが、自動販売機の省エネモードを探したグループもあって、人の暮らしが環境に負荷を与えるマイナス面ばかりでなく、負荷を最小限に抑える工夫などにも気づく取り組みにもなりました。


ワークショップの終わりに

ワークショップの最後は下記のメッセージを伝えて締めくくりました。

*・ 南米に伝わる話で、『ハチドリのひとしずく』という物語がある。森が火事になったとき、動物たちはみな逃げたがハチドリは水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落として行った。動物たちは〝そんなことして何になるんだい〟と言って笑ったが、ハチドリは〝私は私にできることをしているだけ〟と答えた。私達も、大きなことはできないが、できるところから取り組んでいきましょう。

・ SDGsの取り組みはシェアリングネイチャーの考え方そのもので、30年以上も前から私達が取り組んできたことは地球の未来を考えるSDGsと同じであること。


・ グローバルな視点で地球の未来を考えなければいけないが、しかし、ネイチャーゲームをはじめとしたシェアリングネイチャー活動を地域で地道に続けることで、シェアリングネイチャーの目的である〝自然を尊重し自然と共生する社会の創造〟に近づけるし、それはSDGsと直結するものであること。

・ 〝誰一人取り残さない〟というSDGsのフレーズがあるが、誰一人は人間だけでなく、地球に住む生き物全てを指すのであって、人間だけの持続はあり得ないこと。その部分はシェアリングネイチャーの考え方として持っていなければならない視点で、そのことを意識しながらSDGsにも取り組んでいきましょう。




当日の実践・報告

04Inoue.jpg井上 満(いのうえ みつる)
・公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会 常務理事 
・神奈川県シェアリングネイチャー協会 理事長
・グリーン相模原シェアリングネイチャーの会 運営委員長
・ネイチャーゲームトレーナー

ネイチャーゲームの仲間はみんな地球の未来を考えていて、それぞれの地域でできることをやっているはずです。私も畑では農薬や除草剤を使わないようにしたり、雨水をためて野菜の水やりに使ったりしています。たま~に散歩がてらゴミ拾いもしています。〝わたし〟にできることはたかがしれていますが、そんな〝わたし〟が増えていけば地球の未来は今よりも明るくなるはずです。地球を守る〝わたし〟なのか、地球を壊す〝わたし〟なのか・・・・。SDGsに取り組むことはまさに自分自身の生活のありようが問われているのだと思います。同じように私達がずっと行ってきたネイチャーゲームも、私達一人一人の生き方と無縁ではなく、〝自然との共生〟を〝わたし〟なりの方法で地道に実践していく中で初めて価値ある活動になりうるのだと思います。




【取り組み】持続可能な開発目標(SDGs)はこちらから

https://www.naturegame.or.jp/about_us/action/sdgs/


片ハサミのザリガニが教えてくれたこと

こんにちは、ちゃっきーです。
自分の息抜きに、子育てと自然に関するコラムを自分のスマホに書き溜めています。その中から、ちょうど3年前の、2016年6月13日に書いたものを紹介します!
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J・コーネルの著書『ネイチャーゲーム3』に"鳥と鳥類図鑑とが一致しないときは、いつも鳥のほうを信じること"という格言が紹介されている。私はこの格言がネイチャーゲームの「体験第一、解説はあとで」や「チャンスを逃さないで」を含み、Sharing Natureの世界観をうまく表している言葉のように思っている。それに関するエピソード。
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 我が家ではザリガニを飼っている。同じ水槽に、ドジョウ・タニシ(メダカも時々)入れている。ザリガニを飼うなんて40年ぶり...図鑑や飼育のノウハウが書かれた本を読み、できるだけいい環境を整えようと勉強しながら「幅60cmの生態系」を見つめてきた。脱皮、交尾、産卵、脱皮不全による絶命、喧嘩による衰弱や絶命、水槽内の食う食われるの関係...この小さい空間は常にドラマチックだ。

 いま4匹いるザリガニのうち、雄の1匹は脱皮の時に片方のハサミを落として以降、「片バサミ」で生きている。図鑑などによると2回程の脱皮を経て、新しいハサミを復元(?)させるらしい。人間にはない、ザリガニの「生態」に驚くことはこれが初めてではなく、脱皮前に体内のカルシウムを胃石に溜め込み保存することや、脱皮した殻を自分でほぼ完食すること、メダカを補食した「食べ残し」が全くないことなど...自分(人間)と比べて、勝っているとしか思えない生態を知っては、ザリガニへの尊敬が強まるばかりの日々である。
1-3.jpg ここからが、文頭で紹介したバードウォッチャーの諺につながるエピソード...。図鑑や飼育本には「片ハサミのザリガニは繁殖ができません」と書いてあることが多い。繁殖の際には、雌の2つのハサミを雄が自分のハサミで挟み込み、押さえつけるように体を固定して交尾をするために、片方のハサミしかないと交尾ができないのだな...と頭で理解していた。しかし、うちの片ハサミくんは、雌の二本の腕をクロスさせて、クロスさせた接点を1つしかない自分のハサミで横から上手に挟み込み、交尾をする(交尾中に写真撮ることに気が引けて、写真はなし...いま思うと、大後悔)。何度かその姿で交尾をした後に相手の雌はしっかりと産卵し、孵化して元気な稚魚になった。

1-7.jpg  子どもとザリガニ釣りに行くと、高い確率で「片ハサミ」が釣れる。ある子連れのママ達が「ザリガニの飼い方」が書かれた冊子を手に「片ハサミは交尾できないって書いてあるよ。うちの雌の結婚相手にならないから両方にハサミがあるのを持って帰ろう」と子どもに説明していた。それを聞きながら、「いえいえ、片ハサミでも立派に交尾しますよ」と心の中で思っていた。

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 「片ハサミ」でいることは、食べ物を確保しづらかったり、喧嘩に弱くなったり、交尾に手間取って雌に逃げられたり、他の雄に横取りされる可能性も高いだろう。生存競争においては、両ハサミよりはリスクが高いことは否めない。うちの「片ハサミくん」が交尾できたのも水槽という限られた環境だっただけで、自然下ではあり得ないことだったのかもしれない。でも図鑑にある「片ハサミは繁殖できない」という定説に当てはまらないザリガニも実際にいるのである。
1-5.jpg シロツメクサは三つ葉だが稀に四つ葉もいる。ここまでは「定説」だろう。でも、じつは五つ葉もあるし、逆に二つ葉だってある。私たちが思うよりももっと、自然の"触れ幅"は大きいのである。図鑑通りではないヤツが至る所に存在している...そう思うと、ますます自然が面白く感じるのである。
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フォローアップセミナー [2019] 埼玉県会場

6月8日、埼玉会場のフォローアップセミナーが開催されました。
梅雨入り発表直後にもかかわらず、お天気にもめぐまれ、ゆったりとした時間の中での講座となりました。

会場は小川町の八幡神社と民泊かたおか。
アジサイが咲き誇り、緑が深まった鎮守の森で深呼吸。「この人をさがせ!ビンゴ」でスタートしました。

講師には「そのやん」こと、園田恵一トレーナーをお迎えし、
実習の中では新アクティビティに加え、トレーナーご自身が米・アナンダ村にてコーネルさんから直接体験されたアクティビティ〈ディア ストーキング〉、自らギターを弾きながらの〈空を飛ぶ鳥〉など、そのやんワールドをたっぷり体験することができました!


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・新しいアクティビティの魅力がハンドブックを読んだだけではわからなかったけど、実際に体験できてよくわかった。さっそく家族と実践してみたい!
・これまでアレンジについて悩むことがあったが、「ねらい」を外さなければ状況に応じ柔軟に工夫することもシェアリングネイチャーにつながっていたらよいのだとわかった。
・これからもアレンジに臆せずどんどん実践していこうと思えた。
・メンバーとの親睦が深まった。
・実践に基づいたエピソードがすてきで、参考になった。
・講師の話し方や説明もわかりやすく、とても満足!充実したFS_saotama2019_03.jpg内容でした。
・期待以上の"そのやんワールド"ひきこまれました!!

などなど...参加者の皆さんから、たくさんの声が届きました!









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今年の「講義テーマ」は「ネイチャーゲームのアレンジについて考えよう 〜ねらいを達成するための工夫〜」。全国の仲間たちが小さな子ども以外にも、高齢者や障害のある方、人数が多いとき、少ないときなど、様々な条件に合わせてアクティビティを展開しています。そうした事例を講師、あるいは参加者のもっているアイデアを持ち寄りながら、アレンジについて考えます。
実習では、自分自身が体験者として講師のスキルに刺激を受けたり、即実践できる内容をたくさん吸収できます!
ぜひ楽しみにご参加ください!

講師の園田恵一さん、開催いただいた埼玉県シェアリングネイチャー協会のみなさま、おつかれさまでした&ありがとうございました!



2019年度のフォローアップセミナー
開催情報はこちらから!

フォローアップセミナー開催日程


全国ネイチャーゲーム研究大会in滋賀2019 集合写真

全国研にご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。
天候にも恵まれてよい3日間でしたね。

部屋が和室で過ごしやすい、
湖畔でロケーションがよい、
浜が広くて気持ちよい、
近江牛がおいしい、
温泉に朝から入れる、
ワークショップがどのコースも大満足、
お弁当もおいしい、
滋賀県協会スタッフの方が涙もろくて...ほっこりと癒やされて、
ネイチャーゲームでつながっている全国の仲間との3日間、お楽しみいただけたかと思います。

滋賀県協会から集合写真が届きましたのでご覧ください。
メッセージもいただきました。



全国研究大会(滋賀県会場)にご参加の皆様へ
皆様、本当に心から感謝致します。一つのイベントが成功するかどうかは、やはり主催する者と参加する者とのお互いがいいものを作ろうと心が一致したときだということを、今回のこの大会を通してつくづく思いました。皆様の、私たちの企画を成功させてやろうという心持ちを、本当に痛いほど感じました。本当にありがとうございました。滋賀県協会のスタッフも皆さんのおかげで事故なくうまくやり遂げられたと本当にありがたかったと喜んでいます。
「ネイチャーゲームを愛する者の心は一つ」。皆さん、がんばりましょうね。

滋賀県協会一同



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【ダウンロード用】大きめサイズはこちらをクリック



さぁ、来年は何かがありそうな第30回記念、秋田のブナ林です!


  • 19年06月06日
  • 投稿者:風戸若葉

フォローアップセミナー [2019] 愛知県会場レポート

5月25日、気持ちのよいお天気の中、
愛知県にてネイチャーゲームフォローアップセミナーが開催されました!


・新しいアクティビティ体験や既存のアクティビティfs2019_aichi_otoikutu.jpgのアレンジの仕方が学べた
・参加者同士で話し合いができ、とてもよい機会になった
・導入からの工夫もとても参考になった
・とても楽しい雰囲気であっという間に時間が過ぎていた!
・講師の青山さんのアクティビティの進め方を見ることができ、とても参考になったし刺激になった。
・「ねらいをはずすことなく進められれば、指導員としては大丈夫」という言葉に勇気づけられた。
・ねらいをもう一度確認し、意識しながらやっていきたい。


などなど...参加者の皆さんから、たくさんの声が届きました!
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今年の「講義テーマ」は「ネイチャーゲームのアレンジについて考えよう 〜ねらいを達成するための工夫〜」。全国の仲間たちが小さな子ども以外にも、高齢者や障害のある方、人数が多いとき、少ないときなど、様々な条件に合わせてアクティビティを展開しています。そうした事例を講師、あるいは参加者のもっているアイデアを持ち寄りながら、アレンジについて考えます。
実習では、自分自身が体験者として講師のスキルに刺激を受けたり、即実践できる内容をたくさん吸収できます!
ぜひ楽しみにご参加ください!

講師の青山裕子さん、開催いただいた愛知県シェアリングネイチャー協会のみなさま、おつかれさまでした&ありがとうございました!



2019年度のフォローアップセミナー
開催情報はこちらから!

フォローアップセミナー開催日程


ジャパンアウトドアリーダーズアワード2019特別賞!

こんにちは、よいしょです。

広島から嬉しい情報が届きました!


「ジャパンアウトドアリーダーズアワード(JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD)」

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こちら、ご存知ですか?

・子供を対象に人間教育を登山を通して実践している人
・災害を生き抜くスキルを習得させるサバイバルキャンプを実践している人
・子供たちの自然を見る感性を育むために心揺さぶる原体験を自然を通して提供している人
・大学生を対象に山村活性化の担い手育成プログラムを現地の山村で実践している人
・安全な海遊びを指導できる人材を育成している人

など、素晴らしい実践をされているアウトドアリーダーの方々を表彰する取り組みとして、2017年度にスタート。今年で3回目の表彰となりました。実行委員会には、みなさんもどこかでお会いしているであろう方々が名を連ねていて、「何かが起きそう!」とワクワクしてしまう顔ぶれです。では、どんな取り組みをしているかと言うと・・・


まるっと転載させていただきましょう。
ちょっと長いのですか、きっと心に響くので、ぜひ読んでみてください。



「ジャパンアウトドアリーダーズアワード」開催趣意

世界中で情報化・AI化などが進み、日々の変化が激しい現代において、子どもたちには「自ら判断し、選択する力」「生きる力」が必要であり、学力だけでなく「個」の自立が大切となってきています。

子どもたちは、アウトドア活動を通じて、健康で判断力に優れ、優しくて強いしなやかな心が育まれると私たちは信じています。

人間はアウトドアに身を置くことで慈愛に満ちた心を醸成するとともに、変化に富んだ自然に対して様々な適応力をも身に着けることができます。アウトドア活動を通じて得た「人間力」は、さまざまな社会変化を受け入れ適応するチカラになると確信しています。

日本には、四季と共に森林・河川・海・里など様々な豊かな自然環境があり、アウトドア活動を行う上で恵まれた環境になっています。けれど、内閣府「子ども・若者白書(平成26年版)」によると、学校以外の団体などが行う自然体験活動の参加率は低下傾向にあり、学校においても小学校では減少傾向にあります。また最近では、家庭において親世代の体験不足も指摘されています。

豊かな自然環境を子どもたちの学びの場として活かすためには、アウトドア活動がライフスタイルとして定着するような機運醸成と質の高いアウトドアを支えるリーダーが必要です。

だから私たちはJOLAを創設しました。

アウトドアリーダーの知識・技術・人間性を取り上げ社会にアピールすることで、リーダーのさらなる養成と幅広いネットワークの構築につなげたいと考えています。

それにより、日本にアウトドアが根付く取り組みの一助となり、子どもたちが質の高いアウトドア活動を楽しめる環境を日本に広げていきたいと考えています。

http://jola-award.jp/about/





そして、タイトルの件!

このたび「JOLA2019特別賞」に、広島の浦田愛さんが選ばれました!

指導員報『自然とわたし』の「NATURE GAME なんでも Q&A」で、ネイチャーゲーム指導員のみなさんのお悩みに、いつもポジティブな答えを寄せてくれる、あの浦田愛さんです!

私が浦田愛さんのお名前を聞いたのは、当時、日本シェアリングネイチャー協会の専務理事をされていた、今は亡き宮本雅行さんから。ちょうどネイチャーゲームアクティビティ〈ナヴァホの詩〉のマニュアルを整えていたときでした。

ネイチャーゲームアクティビティの中には歌が2つがあります。一つが〈空を飛ぶ鳥〉、もう一つが〈ナヴァホの詩〉なんです。みんなが〈ナヴァホの詩〉のメロディを口ずさめるようにと、マニュアルに合わせて「メロディと歌」を用意することが必須でした。私みたいな音符を読めない人間もいますので・・・。
そんなときに宮本さんは「あいあいが良いよ!あいあいに頼めるよ!」と言ってすぐに電話(笑)。そして快諾をいただきました。2012年のことです。

なぜ浦田愛さんかと言うと、実はシンガーソングライターとしても活動をされているのです!
私もCDを譲っていただきました。宮本さんの思い出とともに大切な曲になっています。

浦田さんが軸足を置いて活動しているのが「ほしはら山のがっこう」。そして、ふるさと自然体験塾。受賞理由は「ここ」にあります。
JOLAのページが更新されて、2019年の表彰について詳細がオープンになるのが楽しみです!


浦田愛さんのますますの活躍、そして、JOLAの取り組みが更に広がっていきますように!!





<リンク>
・JOLA ジャパンアウトドアリーダーズアワード
 http://jola-award.jp/

・JOLA「レポート|浦田愛氏、JOLA2019特別賞受賞記念 公開講演会開催(2019.5.23)」
 http://jola-award.jp/news/20190527-1435/

・ほしはら山のがっこう
 https://www.hoshihara.org/


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