総合トップ > わたしたちについて > スタッフブログ > 自然を楽しむ・自然から学ぶ

コメント一覧






スタッフブログ
自然を楽しむ・自然から学ぶの記事一覧

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO25

<イノッチファーム雪景色>

こんな時期に雪が積もるのは 32 年ぶりとか。道路には全く雪はないが、畑には1cmほど積もっていた。

このところ暖かい日が続き、ジャガイモが芽を出し始めていたので、心配になり見に行った直接葉の上には積もっていなかったが、明日の朝この雪が凍ったりすると厄介だ。

ジャガイモが芽を出すこの時期、遅霜被害に会うことがよくある。

せっかく出た芽が霜焼けをおこし、また一から出直しとなる。

ま、被害に会っても新しい芽が出てくるので問題ないが、その分成長が遅くなってしまう。

できれば霜には会わない方がいい。ところが、霜どころか"雪"のお出まし。困ったもんです。
この程度の雪だからいいけど、もっと積もるとビニルハウスが倒壊したり、農作業そのものができなくなったりでプロの農家は大変だ。

人間の力ではどうすることもできないからひたすら受け入れるしかない。

日照りも雪も大雨も全て受け入れ、そんな中でもしたたかに生きる野菜の生命力に賭けることにしよう。


▶PDF版をダウンロードする イノッチファーム通信№25.pdf

inocchifarmno.25.jpg


20年03月29日 投稿者:イノッチ コメント(0) 

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO24

<孫と畑でネイチャーゲーム>

室内遊びに飽きた孫たちが畑に遊びに来たので、ネイチャーゲームで遊びました。「これと同じ色のもの探してきてね」と折り紙を 1 枚ずつ渡しました。

春の畑にはいろんな色があふれていますが、折り紙とぴったりの色はなかなか見つかりません。

黄緑の折り紙を持ったY ちゃんはすぐに見つかると思っていたようですが、ダイコンの葉やハクサイの葉、麦の葉、草の葉といろいろ試してみましたが、どの葉も微妙に違います。

「これはどう?」と、K くんが見つけたネギの葉にあててみると、根元の白い部分に近いところにやっと似たような色が
見つかりました。

T 君の黄色は白菜の花、K 君の青色は空にありました。

折り紙と違って、自然の中には数えきれないほどたくさんの色があふれています。

特に木の芽が芽吹くこの時期は樹種ごとにその色が違うので、同じ"緑"でもみんな違う"緑"で、まさに"百葉百色"の世界!萌えいずる自然の色に囲まれ、体内のエネルギーも湧いてきます。


▶PDF版をダウンロードする イノッチファーム通信№24.pdf

inocchifarmno.24.jpg


20年03月28日 投稿者:イノッチ コメント(0) 

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO23

<農家の怒りと悲しみ>

今日はイノッチファームの隣にある農家さんの畑の話。

畑で作業をしていると突然ホウレンソウ畑にトラクターが入り込んできた。

まだ、未収穫のホウレンソウがたくさんある畑だ。

「えっ?潰しちゃうんですか?」

「葉っぱの裏にハダニが付いちゃって商品にならないんですよ」

「でも、食べるには問題ないですよね?」

「お客さんが気持ち悪がって買わないんです。僕が店頭で売ればちゃんと説明できるんですが、売るのはお店の人ですからね」。

よ~く見ると(ホントによ~く見ないとわからない)確かに葉の裏に白っぽいものが見える。

これが気持ち悪いと言ってお客さんは買わないのだ!洗えば問題なく食べられるのに!

まだ、ホウレンソウは全体の9割ほどが残っていて、それが全て潰されてしまう。

丹精込めて作った野菜をこんな不合理な理由で潰さなければならない現実、やり場のない怒りや悲しみが私にも伝わってくる。

昔父がまだ現役で農家をやっていた頃、出来すぎてしまったニンジンを畑に捨てていたことがあった。

5キロの箱詰めニンジンがたったの100円!箱代やガソリン代、手間賃を入れたら売れば売るほど赤字になってしまう。

曲がったキュウリや形が悪いトマトも商品にならないから捨てる。

虫などついていようものなら、《要注意農家》として、市場で安くたたかれてしまう。

だから農家は仕方なしに農薬や化学肥料を使い、見た目がきれいで形がいい野菜を作ろうとする。

味や安全面は二の次三の次。これでいいのだろうか?

「もったいないから少し下さい」と5~6株ほどいただいた。

断腸の思いでホウレンソウを潰す農家さん、食べられずに潰されたホウレンソウ、怒りと悲しみが全身から溢れ出た。


▶PDF版をダウンロードする イノッチファーム通信№23.pdf

inocchifarm23.png


20年03月25日 投稿者:イノッチ コメント(0) 

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO22

<草の根>

畑の草取りをしていたら、まだ草丈は低いのに根が地中にびっしり生えて土がごっそり付いてきた。

まさに網の目状態に土に入り込み、地上部をしっかり支えていた。

雑草魂なんて言う言葉があるが、この根っこを見るとうなずける。

右の草はハルジオン、どこにでも生えてる草だ。足で蹴飛ばせば花や茎はすぐに千切れるが、どっこい、これだけ根を張っていれば次々に新芽が出てきて枯れることはない。

土を落とし、水で洗って乾かしたらほそ~い根どうしが絡みついて容易に引き離せない。無理にほどこうとすると根が細いので簡単に切れてしまう。櫛で梳きたい衝動に駆られるが、多分櫛の歯に毛根が絡まってしまうだろう。

この根を大地にしっかり張って雨にも風にも人間にも負けないであちこちに仲間を増やしていく。

タンポポと同じように綿毛の落下傘に乗って遠くまでタネを飛ばせるので、どこにでも生えてしまう。この強さ、生命力にあやかりたい。

もう一つの草は、スズメノカタビラ。

イネ科の草で踏んでも刈り込んでもすぐにまた生えてきて、ほぼ1年中畑のどこかで見られる。

農家の人に厄介者扱いされる雑草の代表格。

でもこれだけ土中に根を張っているということは、その部分は土が硬くならないから敢えて根を残して地上部だけ刈るという人もいる。

草を敵に回すか味方につけるかここは考えどころである。

この根っこ、黒く染めて髪の毛代わりに使いたい(笑)


▶PDF版をダウンロードする イノッチファーム通信№22(PDF)

inocchifarm22.png


20年03月19日 投稿者:イノッチ コメント(0) 

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO21

<ダイコンの花>

例年よりかなり早くダイコンの花が咲きだした。No12でハクサイの花を紹介したが、ダイコンにも時期が来ればちゃんと花が咲く。白くて清楚な花だ。

アップで見ると、とても野菜の花とは思えないほどの穢れなき美しさ。白無垢の花嫁さんのようだ。この美しさに?誘われて虫たちが花粉を吸いにやってくる。

お味のほどは?


ダイコンも白菜もよく見ると花弁が
4枚で同じアブラナ科の野菜。ブロッコリー、キャベツ、コマツナ、チンゲンサイ、みんな同じ仲間。

このアブラナ科の野菜は一緒に作ってタネ取りしようとすると交雑してしまう。

ま、ほとんどのタネがF1種なので自家採取しても翌年同じものはできないのだが。

ダイコンもハクサイも味覚、嗅覚で堪能した後は視覚でも味わう。仏前に備えたらさぞご先祖様も喜ぶことだろう。

▶PDF版をダウンロードする イノッチファーム通信№21.pdf

inocchi21.png


20年03月18日 投稿者:イノッチ コメント(0) 

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO19

<イノッチファームのオノマトペ>

ネイチャーゲームのアクティビティに〈自然の重ね言葉〉がありますが、イノッチファームにどんな重ね言葉があるかオノマトペで探してみました。

じっくり見てみると、面白いものがいっぱいあって、改めて自然の作り出す造形美に驚かされます。

▶PDF版をダウンロードする イノッチファーム通信№19.pdf

inocchi19.png


20年03月10日 投稿者:イノッチ コメント(0) 

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO18

<畑でビンゴ>

33日ひな祭りの暖かな日、畑で〈フィールドビンゴ〉をやりました。一人でノンビリと。

いつも見ているフィールドですが、対象を絞って探して見ると今まで気づかなかったものがいっぱい見つかりました。

左上から下に向かって、動物のおとしもの・黄色い花・たまご・ちくちくするもの・たべあと・キノコ・あしあと・ぬけがら・ビンゴカード。

水の音、チョウ、とりの巣は見つかりませんでしたが、"命の気配"があちこちに見られてなんだか走り出したくなる気分でした。

春ですね。


▶PDF版をダウンロードする イノッチファーム通信№18.pdf

inocchi18.png


20年03月10日 投稿者:イノッチ コメント(0) 

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO17

〈ルバーブの植え替え〉

ルバーブの栽培を始めたのはかれこれ7~8年前になるだろうか。

それまで聞いたこともない野菜だったが、ひょんなことから栽培が始まった。

日本名はショクヨウダイオウと言うらしいがメジャーな野菜ではない。

最近でこそ知っている人が増えたが、栽培したての頃は知っている人は1割程度。

本ではまだまだ知名度が低い野菜だ。

南シベリアが原産で寒さには強いが暑さに弱い作物。このルバーブ、茎を食べるのだが、ジャムにするとめっぽう旨い。というか、ジャムでしか食べられない。

サラダでも食べられるというがあまりの酸っぱさに、かじった途端吐き出したくなるほどだ。

リンゴやイチゴ、ブルーベリー、ユズ、キンカンといろんなジャムを作るが、ルバーブジャムが一番簡単であっと言う間にできる。

4月ごろから11月頃まで次々に収穫できるので、ジャムはいつでもいくらでもできるという優等生!

しかし、3〜4年もすると太い根が張ってくるので株分けして植え替えないといけない。

直径4~5cmになった太い根が絡み合いながら40~50cmほどの深さまで伸びている。

これをスコップで掘り起こして絡み合った太い根を切り離すのはかなり重労働!

大変だがこれをしないと茎はだんだん細くなってしまう。

ここ3~4年ほど前からルバーブジャムを美味しいと言って食べてくれる人が増え、畑で作ってその場で食べる機会が増えた。

なぜか女性の方が好きな人が多く、出来立て熱々のジャムを満面の笑顔で食べてくれる。

生産者にとっては"美味しい、おいしい"といって食べてもらうのが何よりの喜びであり至福の瞬間でもある。

そんなイノッチファームでのルバーブジャム作りの様子はまたの機会に・・・・。

▶PDF版をダウンロードする イノッチファーム通信№17.pdf

inocchifarm17.png


20年02月27日 投稿者:イノッチ コメント(3) 

皆さんこんにちは。豊国です。

コロナウイルスのニュースが連日、世間を騒がせていますね。

私は、自分の免疫力を高めることで対抗(?)したいなと思っています。

基本的な手洗い・うがいに加えて、十分な睡眠、適度な運動、瞑想、健康的な食事を心がけています!(なるべく、ですが...)

あまりパニックになったり、過度に怯えることなく、心身ともに健やかでいれば感染しない!・・・はずです。

さて、少し前の話ですが、2月9日に栃木県でのボランティア活動に参加し、去年の台風19号によって被災した農地の復旧作業に関わってきました。

DSC_0640.JPG

この場所は、近くの河川が氾濫し、かなり高い場所まで水に浸かりました。

電柱に引っかかったままになっている藁の高さがそれを物語ります。

taifuu.JPG

そして水が引いた後も、農地には、流れてきたゴミが一面に散らばっています。

この日は、この農地のゴミ拾いと、民家の裏などに散らばった藁の撤去をしました!

参加しているボランティアは全部で10名ほどいました。近隣から参加している人もいれば、レギュラーで何回も参加している人もいるようです!

私は、といえば、台風19号の被害に未だ苦しむ人がいるのに、自分はすっかりそれを忘れていたなぁと反省。

DSC_0638.JPG

広い農地でゴミ拾い。その殆どが、お菓子の空き袋やら、ペットボトルやら、プラゴミです。

これらは分解されることなく、ずっと土に残ってしまいます。

プラスチックを作った人も、使った人も、その時には何の悪意もなかったはずだけれど、一度災害などの不測の事態が起きると、収拾のつかないことになってしまうのだなぁと思います。

SDGsの17ゴールの1つ、「つくる責任、つかう責任」の言葉の意味が、目の前の状況と合わさってひしひしと伝わります。

DSC_0639.JPG

そしてゴミ拾いをしながら、ふと(あ、これ、リアル〈カモフラージュ〉じゃん。)と。

もしかして、ネイチャーゲームとボランティア活動もなにかコラボレーションできそうだな・・・そんなことを思いつつ、作業しました。

最終的にはゴミ袋10袋以上のゴミを回収することができました!

私は今回、NPO法人トチギ環境未来基地https://www.tochigi-cc.org/)さんのボランティア活動に参加してきました。

3月いっぱいまだボランティアを募集しているようなので、お時間のある方はぜひ、現地へ行ってみてください。


20年02月26日 投稿者:とよちゃん コメント(0) 

イノッチファームでシェアリングネイチャー NO16

〈命の繋がり〉

草が大きくならないうちにとりあえずトラクターで耕耘(こううん:耕すこと)する。

狭い畑といってもいちいち鍬で掘り起こすのはとてもじゃないがやりきれない。

トラクターで耕せばあっと言う間だ。大した力も使わず気持ちよく作業できる。

さて、一畝耕して方向転換してみると、耕耘したての土の上に何やらせわしなく動き回るものが多数!

すぐに"ムクドリ"と分かる。どこで見てたのか掘り起こされた畑に飛んできて、しきりに何かついばんでいる。

恐らく土の中に隠れていた虫を我先にと突っついているのだろう。"トラクターが動けば餌にありつける"と学んだのか、あるいは単に虫が動き回っているのを"鳥の目"で素早く見つけたのか?

いずれにしてもまだ虫が少ないこの時期、棚ぼた式にタンパク質が食べられるのはきっとラッキーだったに違いない。

土中に隠れていた虫には気の毒だが、こうして誰かの命を支えるために誰かの命が食べられていく。

決して無駄にはならない。食物連鎖を構成している一つ一つの輪っかはそのまま命の繋がりであり移動である。

移動した命は巡りめぐってまた戻ってくる。

その輪っかの中に人もいるはずなのだが、人の命は一方通行。誰かに繋がっていかないのが悲しい。


▶PDF版をダウンロードする イノッチファーム通信№16.pdf

inocchi16.png


20年02月24日 投稿者:イノッチ コメント(3) 
 

TOP