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旬のおたよりの記事一覧

こんな日に「木の鼓動」

イノッチです。

台風18号が各地に大きな爪痕を残して日本列島を通過していきました。

そんな台風の日に「不謹慎」なのですが、近くの公園に行って「木の鼓動」をやってきました。

雨は小降りになったものの、風は依然強く、「ビュービューゴーゴー」とうなりをあげて

大木を揺らしています。

 

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そのままでも森中から「木のざわめき」が聞こえてくるのですが、聴診器を当ててみると、

「ギシギシギシ」「ギギギーッ」「ヴォォォーーーー」と、木の内側からいろいろな音が

聞こえてきて、強風に必死で耐えている「うめき声?」のようにも感じられました。

普通の日は聴診器を当ててもなかなか声を発しない寡黙な木も、こんな台風の日には、

「オレもがんばっているぞ!」としっかり自己主張しています。

台風の日の「木の鼓動」、それは木の「悲鳴」にも聞こえて、その頑張りに思わず拍手したく

なるほどでした。

 その後、あちこちの木を見て回っていると、いろいろな生きもの達が「寄らば大樹の陰」

とばかりに、幹の北側に集まって雨風から身を守っていました。

小さな虫達にとって森の木は命を守ってくれるシェルターなんですね。

そのなかにこんな面白い虫がいました。

「カメムシ」の子どもでしょうか?昔、テレビでこんな顔した「バカ殿」がいませんでしたか?

 

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妖精に出会った夜

こんにちは。よいしょです。

先日、こうとうネイチャーゲームの会のイベント「セミさん誕生!?自然ってすごい」にスタッフ参加してきました。

 

アイスブレイクの活動をして、カモフラージュで観察力を全開にして、セミの絵本の読み聞かせ、そして観察本番へ。

 

セミの羽化を見ながら、あるお父さんがつぶやいた「妖精みたいですね」の一言に感動。

この感性で自然にふれ、そして子どもたちに接しているお父さんって素敵ですね^^

4匹(だったと思います)のセミが、羽化の様子を見せてくれて、参加者全員が見ることができました。

特に、抜け殻からお尻を抜くドキドキの瞬間を「瞬き禁止!」って言いながら、みんなで見れたのが嬉しかったですね〜。

 

セミの翅が伸びきった頃、イベントを終わりにして夜8時に解散。971904_528701300531680_631745889_n.jpg

夕食がてらのスタッフ反省会をして、それから夜9時30分頃に、再度見に行ってみました。

 

翅が伸びきって、じっくり身体を乾かしている様子。

でも、まだまだ妖精みたいな姿ですね。

この長〜い時間をどんなことを考えながら過ごしてるのでしょう。

 

こわいなーって思っているのかな?

これからにワクワクしているのかな?

それとも疲れたなぁ・・・でしょうか?

 

周りを見回すとぞくぞくとセミの幼虫が木に集まり登ってきます。

これからが本番なんですね。

木の周りは足の踏み場がない、ってこういうことを言うのかも、と思うほどで、びくびくしながら歩きました。

 

こちらの写真、「セミの羽化のための場所なのか」と思うくらいにぬけがらがあるのですが、この中にはこれから羽化する幼虫が3匹います。

登ってくる幼虫ゼミ、羽化中のセミ、一段落してるセミ・・・・見える範囲で10匹以上。

大人だけの観察会なら夜9時30分からでも良さそうですね。

 

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追伸。

日本シェアリングネイチャー協会のスタッフ紹介ページを作りました!ぜひお立ち寄りくださ〜い。

http://www.naturegame.or.jp/information/staffs/


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