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溶けて消えたら物は、なくなる?!(SNL2016年9月発行)ライフスタイル
いろいろなものを溶かすのが、水。温泉、ミネラル水、だし汁、ジュース、染料...「溶質」「溶媒」などの難しい話はさておき生活のなかには〝水が溶かしたもの〟が満載!
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腹ばいになって、虫眼鏡で草むらをのぞいてみると...いつも目にしているアリが「巨大な怪獣」に大変身!
体にはたくさんの毛があり、ものすごく忙しそうに動いていたり、感情があるかと思うようなしぐさをしたり...立って見下ろしていた世界が"目の前1センチ"に縮んできたらきっと自分とアリの"心の距離"も縮まっているはずです。
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ところ変われば邪魔もの扱い?(SNL2016年6月発行)ライフスタイル
セイヨウタンポポ、セイタカアワダチソウなどすでに日本国内に広く分布し在来種を駆逐すると非難を浴びる帰化植物。
しかし世界を見ると、日本の植物が...。
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ネイチャーゲーム〈ディスカバーウォークSDGs版〉を使って、SDGs活動にどのように働きかけていけばよいのでしょうか?
かつて、ネイチャーゲームリーダー養成講座の講師として全国を回り、現在、沖縄本島やんばるで、環境教育・SDGsの達成に貢献する教育・研究を続ける大島順子さんにうかがいました。
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海底が山脈に?!循環する大地(SNL2016年3月発行)ライフスタイル
蒸発した海の水が雲となり大地を潤し、再び海に還る〝水の循環〟は多くの人が知るところです。
では〝大地の循環〟は、どうでしょう。
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全世界137万種、日本6万種────ともいわれる地球上の動物たち。
地球全域に進出を果たした「ヒト」として、ともに暮らす彼らのどれだけを、彼らの何を、いったい知っているのだろう...。
個性豊かな〝地球の仲間たち〟をより深く知るためのヒントを探して動物の〝行動展示〟で注目を集める旭山動物園の、坂東元園長を訪ねてみました。
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違う〝景色〟を見て同じ〝今〟を生きる(SNL2017年3月発行)ライフスタイル
青い空と、緑の草木、道端の草花...目の前に広がる風景をトリやイヌやネコも、同じように見ている。
つい、そう思って暮らしていませんか。
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植物も身体もみんな〝助け合い〟(SNL2016年12月発行)ライフスタイル
独立して存在するように見えるものも自然界は多様な「共生」で成り立っています。そこで大きな役割を果たしているのが小さい小さい菌の存在です。
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30周年記念行事の一環として東京・大手町で行われた文化人類学者の竹村真一氏と、ジョセフ・コーネル氏の対談。
竹村氏のネイチャーゲームに対する思いを中心にご紹介します。
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大切に育てている庭の樹木でない限りある場所の「決まった木」を意識的に見続けることは、意外と少ない。
それゆえに、繰り返し見続けたとき感じることは、想像以上に多いように思えます。
北の大地に根を下ろした1本の木の四季を撮った写真絵本『はるにれ』に惹かれ日本の森林をテーマに写真を撮り続ける写真家・姉崎一馬さんにお話を伺いました。
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おいしい、うんこ(SNL2015年9月発行)ライフスタイル
現代社会では不潔なもの恥ずかしいものとして、人目に晒さず葬ろうとされがちな、うんこ。ところが...自然界ではうんこは宝!!
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京都・嵯峨嵐山の古刹(こさつ)、祇王寺(ぎおうじ)。
その庭を手がけて12年になるという武藤重信(むとうしげのぶ)さんは〝見えないものを見て美しいと感じる心〟こそが日本人独特の感性なのだと話します。
長年、多くの人の手で守り継がれた寺の庭と向かい合うなかで感じた〝自然観〟を、春の祇王寺を訪ねてお聞きしました。
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今、自然はどんな状況に置かれ、どんな視点を持てば、人と自然の共生につなげられるか。
この前提を知ることは、ネイチャーゲーム〈動物の弁護士〉を実践するうえでとても大切です。
日本自然保護協会で、長く日本の自然保護の最前線に立ち、森や川をはじめ、日本の生態系を守るため活動してきた横山隆一さんのお話から考えます。
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富士見坂、桜坂、いろは坂、男坂、女坂...。日本には大小さまざま、いろいろな名前が付けられた坂が点在する。平坦に見える首都・東京にも、坂はじつに多い。それは、水によって削られた地形の上にできた街だから...。今は見えなくなった、その水の跡を古地図を見てたどると大地のうねりが、川のせせらぎが、聴こえてきます。
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2013年6月。第37回世界遺産委員会で富士山が世界遺産に登録されました。
190の加盟国の代表は、富士山の何を評価し「人類共通の財産」と認定したのでしょうか。
そして、『世界遺産』に登録されるという真の意味は...。
日本自然保護協会の吉田正人さんにうかがいました。
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神奈川県相模原市。都心から車で1時間あまり。住宅地と畑や雑木林が交差する、のどかさの残る地域。
その一角に、井上満さんがネイチャーゲームリーダーたちに農業にまつわる講義と農作業の指導を行う「イノッチファーム」があります。
そのみごとな収穫に惹かれ、畑の作業を見に行きました。
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欧米から日本に入ってきたアロマテラピーやハーブ療法。日常的に使っている人も年々多くなっているようです。けれど、日本ではまだ医療としての認識は低く健康的なライフスタイルの彩りと捉えている方も少なくない。
ーーーと嘆くのは、グリーンフラスコ代表の林真一郎さん。そこで、 "医療としての可能性" を伺ってきました。
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「パーマカルチャー」という言葉をご存知でしょうか?
それは、1970年代にオーストラリアで生まれた暮らし全般にわたるエコロジカルデザインで人間にとって「持続可能な環境をつくり出す手法」のひとつ。
「農」から語られることの多いこのパーマカルチャーを「住まい」を軸にご紹介します。
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世界は、聴こえぬ音に満ちている!(SNL2015年12月発行)ライフスタイル
森のなかにいくと人は癒される。
それは木々が放つフィトンチットや酸素量、──というのが定説です。さらに音の効果があると、ご存知ですか?
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米処・新潟、信濃川と渋海川(しぶみがわ)に育まれた越後平野の南西部その地で190年程前から造り続けられる〝地酒〟。
自然の延長線上でつくられる――そういわれる日本の酒造りのなかに脈々と流れる〝造り手の自然感〟に触れてみたくて仕込みが終盤を迎えた春、長岡市越路を訪ねました。